”ギックリ腰”重いものを持たなくても起こるんです!?
こんにちは!アベです!
今回は、ギックリ腰について正しい知識を皆さんに吸収していただければと思います。
たまには、治療家らしい話もしないといけませんよね?(笑)
キャンプの記事ばかりなので
本当に治療家なの?と思われてしまうといけないので…(笑)
正しい知識を知り活用し早期回復しましょう!
まず、ギックリ腰にはたくさんの種類があり痛みの強さも様々です!
痛くても動ける人もいれば
全く動けない立てない人もいます!
僕自身も何度もギックリ腰をしていますが
とても酷いギックリ腰をしたことがあります。
それは、2年前の冬に施術中に患者さんの背中を伸ばそうとしゃがんだ際に
腰あたりでプツという感覚があり
「あっ、やばいな~」と思い立ち上がろうとした瞬間
痛みで力が入らず、膝から崩れ落ちました(笑)
そのあとは、先輩の先生に応急処置を緊急でして頂き
4人の患者さんへ施術しましたが
「先生、今日の動きロボットじゃない?」と言われました(笑)
忘れもしません、冬なのに冷や汗で汗だくでした(笑)
当時はご迷惑をお掛けしました(笑)
後にも先にもこのギックリ腰が、僕史上最大のギックリ腰で
こんなにも同じギックリ腰でも痛みに違いがあるんだな~とべんきょうになりました。
話が脱線しましたが、何が言いたいのかというと
ギックリ腰の炎症が起こる箇所によって
また、何か所同時で起こるかによって痛みの程度は変わってきます。
ギックリ腰により炎症が起こる場所は大きく分けて3ヶ所
最も軽いギックリ腰が筋肉性のギックリ腰です。
文字通り筋肉や筋肉の膜で炎症が起こります。
このギックリ腰は、痛みはあるもの動けるので放置して悪化したり
他のギックリ腰を合併してしまいより酷くなることが多いと言う特徴があります。
最も酷いギックリ腰は、椎間関節のギックリ腰です。
背骨と背骨の間のクッション部分の椎間板で炎症が起こるため
そこに圧がかかると痛みが出てきます。
さらに、近くから神経が出るため、より痛みを感じる場所でもあります。
圧がかかると激痛なので立ったり歩いたりはもちろんですが
上半身を起こして座るだけでもかなりしんどいです。
楕円形の椎間板のクッションの全てで炎症が起こるわけではないので
お辞儀はできるけど反ることはできなかったり
右に身体を倒せるが左に倒せなかったりと様々です!
先ほどお話しした僕が施術中になったギックリ腰はこれでした笑
そして最も多く良い具合に辛いギックリ腰が仙腸関節のギックリ腰です!
「そのセンチョウカンセツってナンデスカ?」と言う方がほとんどだと思いますので
簡単に言うと骨盤の後ろの部分腰あたりにボコッと骨があると思います。
その骨と仙骨(尾骨の上の骨)が作る関節が仙腸関節です。
この関節でのギックリ腰は本当に多く
10人いたら8~9人はこの部分のギックリ腰というほどです!
ちなみに椎間関節のギックリ腰は100人いたら1~2人いるかいないかくらいです!(笑)
では、このギックリ腰ですが、全てに共通しているのが
安静にしていても良くならないということです。
横になって安静にしていたら一時的には痛みは治まるかもしれません。
しかし、これまであらゆる患者さんを診てきましたが
安静にしていた人ほど予後が悪く、すぐに別のギックリ腰を起こしたり
慢性腰痛へ移行してしまう方ばかりでした。
では、安静にしないでどうすればいいのか?というと…
動ける範囲で動くということです。
走り回ってください、我慢して歩いてくださいとは言いません。
座って足踏みするだけでもいいですし
立って壁に手を付き体重を逃がした状態で足踏みをするでもいいです!
動くことで少しでも血行を良くして上げることが回復への近道です!
少しでも炎症を起こしている部分に血を回し
炎症を下げることと酸素で細胞を活性化させ回復を促進させるのが目的です!
そして、もう一つ共通しているのが炎症を起こしているということです。
炎症のピークは、大体72時間で
その間は、炎症が強くなるので痛みが増加します。
そのため、痛みが出てから2~3日は湿布で冷却をしましょう!
風邪を引いたら冷やすのと同じで冷やして炎症を抑え
4日目からは炎症は治まってくるので冷却はしないようにしましょう!
というのも、冷やしすぎるのも予後が悪くギックリ腰を繰り返す要因になってしまうからです。
そのため、現状の状態に合わせてセルフケアを行っていきましょう!
あれ?題名にある重いものを持たなくてもギックリ腰になるって言ってたけどいう話するの?と思っている方!!
お待たせしました(笑)
とんでもなく脱線してしまいすみません。(笑)
重いものを反復して持ってもギックリ腰はもちろんなりますが
重そうに見えて軽いものを持ってもギックリ腰になります!
重そうに見えると気合を入れますよね?
その時に筋肉に力を入れたまま軽いものを持つと3割の力でいいところに7~8割の力をかけてしまうので力の逃げ場がなくなり
筋肉が骨盤を引っ張り、ズレを作ったり筋肉が過緊張の状態になり
ギックリ腰を起こすことが多いです。
この時に起こるギックリ腰の種類のほとんどが
筋肉性か仙腸関節によるギックリ腰です。
では、椎間関節のギックリ腰はどの様な時に起こるのか?
それは、重いものを持った時や冷蔵庫の奥から物を取り出したり
テーブルの反対側にある醤油さしを手を伸ばして取ろうとする動作で
起こりやすいです!
本当に些細なことでギックリ腰は起こってしまいます。
ただ、醤油を取っただけなのに、冷蔵庫からビールを取っただけなのに
って思うことでしょう。
先程お話した僕のギックリ腰も
しゃがんで前かがみになっただけなのに
治す立場から治される立場になってしまいました(笑)
本当に恥ずかしかったですよ(笑)
このギックリ腰は、日々の負担の積み重ねで
たまたま負傷したにすぎません。
誰でもつらい思いはしたくないと思います。
さらに、これからもっと寒くなるとどんどん増えてきます。
雪かきをしていて…とかも増えてくるでしょう。
そのため、できるだけ腰を温める!それだけでも痛めにくくなります!
ホッカイロや腹巻を腰回りにして冬に挑む!
おすすめな方法ですのでご活用ください!
では、痛めたらどうすればいいのか?
その時は、僕に任せてください!
炎症は72時間でピークをむかえると言いましたが
それは、何もしなかった場合の話であり
しっかりとした処置を施し、関節を動かし回復を促進してあげれば
1回で症状の良い変化は出ますし、3回もあれば症状は改善します!
また、大きいギックリ腰を起こさないためにも日々のケアをしておくと
ギックリ腰になりずらい、なった場合は治りやすい状態になります。
身体は消耗品です。
皆さんも車のメンテナンスはしますよね?
それでは、自分自身のメンテナンスも重要ですよね?
身体が壊れては車にも乗れません。
これからもっと寒くなりますので
ギックリ腰には気をつけて、冬を乗り越えましょう!
凄く熱くなってしまい、とっても長くなってしまいました(笑)
たまにはこう言うブログもいいんじゃないですか?(笑)
今回も長い記事を最後までお読みいただきありがとうございました!
またお待ちしております!