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花相の読書紀行№.65『初秋』
スペンサーシリーズ、初体験
【初秋】/ロバート・B・パーカー
<あらすじ>
離婚した夫が連れ去った息子を取り戻してほしい。
スペンサーにとっては簡単な仕事だった。が、問題の少年、ポールは彼の心にわだかまりを残した。対立する両親の間で駆け引きの材料に使われ、固く心を閉ざして何事にも関心を示さない少年。スペンサーは決心する。ポールを自立させるためには、一からすべてを学ばせるしかない。スペンサー流のトレーニングが始まる。
人生の生き方を何も知らぬ少年と、彼を見守るスペンサーの交流を描き、ハードボイルドの心を新たな局面で感動的に謳い上げた傑作。
★感想
初スペンサーシリーズ。
うーん、やられた!って言う他に言葉がないです。
なんてスタイリッシュな探偵小説、なんて心擽るストーリー。
見事な展開に、目が離せなくなってしまいました。
言葉に全く無駄がない…って凄いですね。
そして最後の場面にジーンときてしまう。
初秋のまだ陽射しの暖かい公園のベンチで読みたくなる本です。
あー、これじゃ中身が全く分からないでしょう…だから是非読んでみて下さい。
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