ブラウフレンキッシュ
こんにちは。全世界12ヶ国のワインを扱うインポーター【アルコトレード】です！
気軽に旅することのできない時期からお送りしていた【妄想ワイン旅行シリーズ】は終了して、【ブドウ品種】をテーマにご紹介しています！
今日ご紹介するのは【ブラウフレンキッシュ】
オーストリアを代表する赤ワイン品種ですが、ケークフランコシュ、レンベルガー、レンバーガー、フランコヴカ、フランコフカ、フランコフカモドラ… などなどなどたくさんの別名があります。
オーストリア以外にもドイツ、クロアチア、ルーマニア、スロベニア、チェコ、ハンガリーなどの東欧などのからイタリア、アメリカ、カナダ、オーストラリア、なんと日本まで、様々な国で育てられそれぞれに異なった名前で呼ばれます。
オーストリアではツヴァイゲルトなどの交配の親になった重要品種です。
Blaufränkischという名前の意味は「青いフランク王国のブドウ」
「ブラウ」はドイツ語で青
「フレンキッシュ」はフランク王国の
そんな名誉と伝統のある名前で
同様に果皮の色も青みを帯びた濃い色をしているブドウです。
ワインの色調も果皮同様濃い紫色。
香りは熟したチェリーとブラックベリー、カシス、スミレのような黒系や青系のアロマに、
シナモンや黒胡椒のようなスパイシーさや力強さ
果実味と渋味のバランスがとても良いミディアムからフルボディ
程よい酸味と豊かなタンニンが長期熟成にも向きます。
白ワインが多いオーストリアですが、近年は温暖化の影響を受けて赤ワインの生産量も増えいます。
降水量が少なく、寒暖の差もある冷涼な気候では高品質なブドウが育ちます。
ブラウフレンキッシュはオーストリアで2番目に多く栽培されている伝統的な赤ワインの品種で、ブルゲンランド州やニーダーエスタライヒ州などを中心に比較的温暖な地域で栽培されています。
赤身のお肉やジビエ、スパイスを効かせたお料理もいいですが
オーストリア料理であれば、
仔牛や豚の薄いカツレツの「シュニッツェル」
牛肉のパプリカ煮込みの「グーラッシュ」
燻製の生ハム「シュペック」などともおすすめです！
ノイジードラーゼー・ヒューゲルラントのブラウフレンキッシュをご紹介いたします！
Elfenhof エルフェンホーフ
1642年 設立
面積：50ha
ノイジードル湖西岸に位置し、緩やかな南東向き斜面の畑は晩夏と初秋に温度差が感じられ、オーストリア・ワインを語る上で欠かせない良質なグリューナー・フェルトリーナーや、ブラウフレンキッシュが育ちます。ワイナリー名を直訳すると「妖精の庭」を意味します。
Elfenhof(Hirsch Dr.Franz) Blaufränkisch
エルフェンホーフ（ヒルシュ Dr.フランツ） ブラウフレンキッシュ
アルコール 12.5%
フルボディ
ブラウフレンキッシュ 100%
もぎたての凝縮した野生のベリーのアロマに、挽きたての黒コショウや、ほんのりブルボンヴァニラの香りも加わり、ひじょうに魅惑的な印象。バランスもよく、上品なスパイシーさがあり、素晴らしい余韻が長く続く。いきいきとしてエレガントな果実味豊かなワイン。
マリアージュ 牛肉、ハードチーズ、ヴィーナー・シュニッツェル等肉料 理、 赤身肉料理、 ビーフシチュー、ジビエ
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