振り返るコト 3
新潟の生活はちょうど良かった。人混みが嫌いだし。ガヤガヤしてない。
社会人となり、慣れないながらも先輩のあとをくっついて毎日こなしていた。
ある日、私のした判断が間違いだった。先輩に確認を取ったが、先輩に私がうまく伝えられてなかったため勘違いを産み出していた。
その事を指摘され、注意を受けた。当たり前だ。私は注意を受け、その場から動けなくなった。私の判断だけを注意されたのは頭では理解していた。でも「私自身を否定された」と感じてしまい「嫌われる」「見捨てられる」と恐怖心へと変化してしまったのだ。
嫌われないように、見捨てられないように。嫌われたら中学校の時みたいになる。人の間を取り持つのはさんざんやったじゃないか。「いい人で居なければならない」「嫌われるような事はあってはならない」強迫観念に迫られていた。一人では無理な仕事も抱え込み、自爆寸前になることが増えた。頼れと言われても頼りかたがわからない。人によって答えが違う、先輩から独り立ちしてしまい1人でこなす事が増えた
バランスが保てなくなったのだろう。友人に勧められ精神科を受診した。今年の五月末の事だった。
安定剤の眠気でぼんやりしていたらしい。確か「そんなに不安定なら仕事にならないじゃない」とかなんとか。って
その日の勤務を無理やり終えたが、布団から出れなくなってしまった。壊れてしまったのだ。休職し自宅療養していたが、セルフネグレクトと自傷を繰り返し、今精神科のベッドでこれを書いている。
いじめと家庭環境をきっかけとした「複雑性PTSD」「境界性パーソナリティー障害」と診断された。仕事の方は「適応障害」
退職届を近々提出する。新卒カードをこんな形で手放したくなかった。やりたいことあったのに。投げたした形で終えてしまう。
振り返ると気を使ってばかりだったと思う。我ながら。
ここまで長々と付き合っていただきありがとうございました。