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オフィスアルベロ レシピ集

※ 新フォーマットに合わせて、初期の頃の記事を、順次調整中。見えやすく読みやすくしていきます。 料理脳を鍛えよう! レシピは、料理の謎解き本。食文化もお伝えします。 男女問わ…
料理教室17年目。(料理の仕事30年) 毎月、レシピ4記事(水曜日 or 木曜日予定)+ α(不定…
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#梅干し作り

【レシピ】梅干しを作りましょう! ③ いよいよ最後の作業「土用干し」

梅干し作り、最後の作業「土用干し(どようぼし)」。 暦の雑節(ざっせつ)のひとつ「土用(どよう)」。 梅雨明け後、この「土用」期間中(毎夏・7月20日頃~8月第一週目頃) 強い陽射しの下、天日干しをして、梅干しを仕上げていきます。 梅を塩漬けしてから、2週間。 その後、赤じそを加えて、赤じそ漬けにしてから、さらに2週間。 梅を漬け始めてから、1か月以降に行う、最後の作業です。 土用干しの日数は、4日間。 日中だけではなく、夜通し干して、夜露にも当てるので、 終日、雨が降

【レシピ】梅干しを作りましょう! ② 赤じそ漬け

梅干し作りの、ふたつ目の作業「赤じそ漬け」。 梅を塩漬けしてから、2週間後を目安に行います。 塩漬けした梅からは、たっぷりの梅エキス(白梅酢)が上がってくるので、 ここに、下処理をした赤じそを加え、色付けしていくのが「赤じそ漬け」です。 赤じそ漬けにしない場合は、この状態のまま、さらに2週間置き、 最後の作業、「土用干し」となります。 それでは、「赤じそ漬け」をしていきましょう。 ☆ 塩漬けの作業は、こちらからご覧頂けます。 ******************

【レシピ】梅干しを作りましょう! ① 塩漬け

毎年、梅雨の時に届く、完熟・南高梅。 熟した黄梅の色、艶、心地良い香りが、梅雨のモヤモヤを吹き飛ばしてくれるのです。 以前から、毎年、梅酒、梅シロップ等は作っていましたが、 少しハードルの高い「梅干し」は、なかなか手が出なくて、初めて作ったのは、ちょうど10年前。 梅1㎏ と少量でしたが、これが、とても楽しくて。 特に、最後の工程の「土用干し」。 太陽の陽ざしの下、ゆっくりと干されていき、段々と、美味しい梅干しの顔に、なっていくのが、堪らなく愛おしかったのです。 仕上が

梅干し、出来上がりました!

完熟で、立派な南高梅を、梅干し用の白漬けにしたのが、6月上旬。 あれから、1ヶ月半(8週間)、立派な梅干しが出来上がりました。 出来たてほやほやの梅干しは、やっぱり、炊き立ての白ご飯と一緒に、 食べたくなります。 本当に、立派な梅干しなので、ちょっと嬉しくなってしまい、 あれやこれやと、器を変えて撮影してしまいました。 器から飛び出してきそうなほど、存在感があります。 私の「推しフォト」、2枚です。 しっかり酸っぱい梅干しは、やっぱり美味しい。 夏の暑さに疲れている身