「記憶脳」読書感想文
本書を読んで、今まで自分がやってた勉強法を答案用紙に書いたら「赤点!」そんな感じだった。
睡眠削って、一気にまとめて、制限時間も決めず、休みの日は寝溜めして、人前で発表も避けていた。しかし、本書では、具体的な根拠と共に、私の勉強法の誤りを指摘してくれた。
そして、私が学生時代に知っていれば…と思った情報があった。それは
というところ。
テスト勉強がなかなか進まない時、友人が「細かいことにこだわらんで、暗記した方が早いよ。」とアドバイスしてくれたことがあったが、単なる暗記では記憶が深まらないことも認識できた。
過去はさておき、自分には理解しながら学んでいくスタイルがあっていると再認識し、時間はかかるが、自分で「理解」し「整理」して伝えるよう注力している。
現在、病院事務をしている中で、診療報酬改定(医療費の点数)や統計分析からみる傾向を自らが理解した知識でドクターたちに説明する機会がある。
最初は反応が無いこともあったが、回を重ねるうちに、興味を持ってくれたり、「そうか!これはやっていかなんたい!」と言ってくれるようにってきた。上司からも「わかりやすく伝えてくれて助かる。」と言われるようになってきて、人前で言うことを避けてきた自分でも信じられないが、少し楽しくなってきている。
同年代で物覚えが悪いと感じる人も多い中、集中力や記憶力など脳に関することをよく目にすることを通して「このままではいけない!目を覚ませ!」という啓示を感じた。
まだまだだが、本書にある通り、記憶、記録に残すトレーニングをやり始めた。それは、映画の感想や面白かったことをSNSにアップしたり、人に話すこと。これらを楽しみながら続けて自分のアウトプット力を上げて、もっと自己成長を図っていこうと思った。