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「悪い姿勢は天井を見つめて治しなさい」読書感想文

肩痛の悩み


私が本書を手にした目的は、肩痛がひどく、デスクワークではつい足を組んでしまい、体の歪みは絶対あるだろうなと日頃から感じていたからです。

小さい頃から、母から猫背を指摘され、歩く時は姿勢良く歩くことを意識はしていたものの、我流であったため、ただ腰を反っていただけかもしれません。

私は、毎朝の朝散歩、週1でヨガ通い、週2は45分のウォーキングマシーンと年齢に抗ってきたつもりでしたが、最近では、左肩に激痛が走り、車の運転で助手席の荷物を取る時も、いつも「痛‼︎」と苦しんでいました。

痛みに耐えかね、何度か病院で痛み止めの注射を打ってもらっていますが、痛みがなくなるのは一時的で、またしばらくすると痛みが襲ってきます。

四十肩という診断で、周りからも「いつの間にか治ってくるよ」とは言われますが、果たしてこの激痛はいつ治るのか、または治らないのか不安です。

中村先生のアプローチと体操の実践


本書を読むと、著者の中村先生は、骨格視覚矯正の健康器具を開発し特許を取ったり、一生車椅子と言われた妹さんを治したり、自分の体で人体実験をしたり(笑)とても研究熱心な先生でした。

本書には歪みを改善する体操がたくさん載っています。

まず、本書に書いてあるセルフチェック。動画で自分の足踏みする姿を360度撮ってみて、衝撃が走りました!「おばあちゃんみたい!(汗)」普段、こんな姿で歩いているのか?事実を受け入れ難い自分がいました。
「これはいかん!」中村先生のところにすぐさま駆け込みたい気持ちがありましたが、とりあえず、今できることとして、本書を読み進め、載っている体操をやってみました。

手始めに、首まわりを柔らかくする体操。やってみましたが、首が左右に全然動かないことに愕然(涙)
次に、肩甲骨を柔らかくする体操ⅠとⅡ。胸が張れ気持ちよく感じたのは右肩で、左肩は痛くて、これまたほとんど動かず(涙)
ひざ伸ばし前屈体操は、ヨガの効果もありクリア!
体のバランスを整えるひざ回し体操、これもできましたが、ポイントは、視線を遠くおいてやること。視線の重要性を実感しました。

そして、初めて聞いた「短回旋筋」という筋肉を自分で鍛えることで、体の歪みを補正し、良い姿勢になれるということを知りました。

健康への新たな一歩


この短回旋筋を鍛える体操は本書のタイトルにもあるように、仰向きになった状態で天井を見つめながら行う運動で、ポイントはいくつかありますが、簡単にできます。どんなに先生が施術して整体してくれたとしても、それに伴う筋肉を自分で鍛える必要があり、その鍛える方法をわかりやすく説明してくれています。

私は昔から、仕事を長時間する傾向があります。
これからも元気にやりたいことやっていきたいのに、体が健康でなければ元も子もないありません。本書にもたくさんの痛みや歪みを改善された方の体験談が載っていました。私も楽しく生き生きとした日々を送るために、本書の体操を習慣づけてやっていこうと思いました!

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