【社員インタビュー #3】個人事業主から会社員へ突然の転身。オフラインマーケティングで『反響』を生み出すための秘訣を聞いてきました!
こんにちは!新卒チームの小川です。
本日は第三回、社員インタビューをお届けします!
今回はマーケティング部から、米長邦彦さんにお話を伺いました!
大学を卒業後は個人事業主として社会人生活をスタートさせ、24歳で突然会社員へ転身した米長さん。
決断の背景や、現在担当しているオフラインマーケティングについて詳しくお話を聞いてきました!
自分史を振り返って
―ご自身のルーツを教えてください。
東京生まれ東京育ち、中学くらいまではスポーツに全力な少年でした。
高校受験で要領よくサボる能力を獲得したものの、大学受験では大失敗。
始めて人生の挫折を経験し、自宅から遠い大学に通学していました。
学生時代から収益不動産に興味があり、収益不動産を購入するために受託でWeb開発をするようになりました。
受託が軌道に乗ったことで就活はせず、大学にもほとんど行かなくなりました。単位はギリギリでしたが、留年せず卒業することができました。
―Web開発とは、具体的にどんなことをしていたのですか?
塾が生徒を管理するためのサービス開発や保守・運用をしていました。
生徒が今どんな授業を受けていて、どこまで勉強が進んでいるか一目でわかるようなシステムで、5~6店舗運営しているような塾に対してまるっと担当するイメージですね。
―Web開発は専門的な知識が必要そうですが、誰か教えてくれる人がいたのでしょうか?
いえ、全て独学で習得しました。
ただ、Webの領域に興味を持ったのは父親の影響があったからかもしれません。
父は建築士なのですが、同時にエンジニアもしており、僕が15歳くらいの時から『将来のことを考えるなら絶対にプログラミングを組めた方がいい』と言われてきました。
何かを教えてもらったわけではないですが、その言葉はずっと頭の片隅に残っていました。
―順調そうに見える個人事業主生活ですが、そこから会社員に転身したきっかけは何だったのでしょうか?
ずっと受託という形でWeb開発をしていたのですが、そのうち『自分自身のWebサービスを持つ』ということに憧れを抱くようになりました。
言わば、受託は自社サービスを持つ人の手伝いをするポジション。
出来ることも限られていますし、自分のプロダクトを持つことはできません。
自分でプロダクトを持てば、挑戦できることの幅がぐっと広がりますし、興味を持っていた収益不動産を買えるくらいの利益が出せるんじゃないかと思いました。
徐々にその思いが強くなり、ついに大学卒業後、それまで受託で得た利益を全てつぎ込んで、家庭教師と生徒のマッチングサービスを開発しました。
―勝負に出たんですね!その結果は!?
とんでもないレベルの大赤字でした(笑)
キャッシュアウトが止まらなくなり、社会人2年目にして燃え尽きてしまいました。
ショックというよりも、自分は選ばれた特別な人間じゃなかったという気持ちの方が強かったですね。それまで同世代より金銭的にも余裕がありましたが、結局凡人だったんだな、という思いが生まれて・・・。
同時に、今はまだ若いからやり直しが効くけど、歳を重ねてから同じ失敗をしていたら再起出来ないなと思いました。
会社員への転身を考えたのは、そのタイミングでしたね。
AlbaLinkと出会ってから
―AlbaLinkに入社した動機を教えてください
当時、代表がやっていたXがきっかけでAlbaLinkを知りました。
まだ社員も20名ほどしかおらず、会社が更なる拡大を検討するフェーズ時期だったということもあり、これは貴重な経験ができる、と感じて入社を決断しました。
―そこから営業事務や営業を経験されたんですね!
実は入社当初からずっと、将来的にマーケティングをやりたいという思いはありました。
ただ、まずは営業として現場を知り、事業や顧客理解を深めてからマーケティング部に入った方が、自分自身のバリューを最大限に発揮できると考えました。
―今はどんな仕事をされていますか?
現在はマーケティング部のオフラインチームに所属しています。
具体的には新聞折込やポスティング、相談会などWeb以外で行う広告やイベント系の施策提案・運用・分析が主な業務です。
―数ある施策の中からどのように運用まで進めていくのですか?
まず、施策をリサーチするところからスタートし、一番効果的なものが何か選定します。
リサーチする際はネットを活用して他社事例を見たり、消費者の行動を想像して、どんな可能性がありそうか探ります。
例えば、AlbaLinkは不動産を相続したタイミングで問合せをされる方が多いので、相続が発生した時当事者が何を考え、どんな行動をするのか想像します。
相続時は多くの方が役所に行くことが多いので、役所のこの場所に広告を出したら反響に繋がりそう・・・といった具合に、施策を絞ります。
ある程度目星がついたらその施策で本当に効果が出そうか、運用時の費用感がどれくらいになりそうか、仮説を立てます。
他社でこれくらいの実績が出ているなら、AlbaLinkではこれくらいの問い合わせ単価になりそうかな・・・といった具合で、おおよその目標値を設定します。
仮説に根拠と筋道立った思考プロセスがないと、施策を提案しても実行まで至らないので、ここは時間をかけて慎重に検討しています。
―今まで導入した施策の中で、印象的だったものはありますか?
『相続相談会』が印象に残っています。
(※『相続相談会』=相続の悩みをお持ちの方に対し、税理士・司法書士などの士業の専門家が相談に乗るというオフライン型のイベント)
相談会の運営を行う中で、集客の柱となる施策が乏しく、毎回不安定な集客人数・顧客獲得単価になってしまう点に課題感を感じていました。
―なぜ安定性が保たれないのでしょうか?
通常の広告施策であれば①広告費を投じて②広告を打ち③集客がなされるという順序だと思います。
しかし、広告を打っても、相談者が何人集まるかは保障されていません。
そのため実際の相談者が少なかった場合、顧客獲得単価が高騰してしまう、という課題が発生していました。
―それをどのように改善したのですか?
運用型の成果報型広告を使うことにしました。
運用型は通常の広告施策とは異なり、実際の集客分しか費用発生しません。
事前に1名毎に●円払います、と決めて契約するので、顧客獲得単価が固定化され、費用の予測も立てやすくなります。
また、それに伴って集客面も徐々に安定していき、最終回には目標としていた集客人数を達成することができました。
相談内容の全てが不動産に関するものではないですし、効率良く反響を取るならWeb上の広告だけでも良いと思います。
ですが、AlbaLinkでオフラインチャネルの開拓を行なう目的は『集客の幅を増やす』という点にあります。
事業拡大をするにあたって、問い合わせの母数を増やす必要があり、中長期で考えると、Webを活用しない属性の顧客の獲得のための基盤も今のうちに作っておく必要があります。
また、『空き家を売るならAlbaLink』というイメージ獲得の役割も担っています。未来のことを考えるとオフラインマーケティングに投資をすることは重要です。
マーケテイングの難しさと魅力
―AlbaLinkのマーケターに求められることは何だと思いますか?
①目的から逆算する力
②仮説思考力
③クリティカルシンキング
この3つは重要なポイントになると思います。
施策を決めていく中で目的がしっかり捉えられていないと、アイデアだけが先行してしまい、ゴールにたどり着けなくなってしまいます。
自分が決めた手段が本当に最適なのか、常に疑って最善な打ち手を見つけていくことが、マーケティングで求められる要素になると感じています。
僕自身、最初は目の前の課題をどう解決していくかにばかり気を取られていましたが、現在では目的地に到達するにはどうすればいいのか?を軸に解決策を考えるようになりました。
プライベートと今後の展望
―プライベートで熱中していることはありますか?
サッカーのプレミアリーグを見ることです。
最近自分の応援しているマンチェスターシティの調子が悪く、悲しいです・・・。
―最後に、今後の目標を教えてください!
中長期的な目標はチームや部内の予算を預かって事業を前に動かしていく存在になれたらと思っています。
今は施策単位の目標に集中している状況なので、もっと視野を広げてPL全体の責任を持てるようになりたいと思っています。
今回お話を聞き、会社の反響を作っていくうえで重要な役割を担っているオフラインマーケティングの可能性は無限大だと感じました。
米長さん、貴重なお話をありがとうございました!
最後に
AlbaLinkでの働き方や新しいオフィスが気になる方は是非、カジュアル面談へエントリーしてください!
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