05 キャパと熱海のブレクファスト!
ロバート・キャパ最期の日
日本滞在の真実!
4月16日㈮ 熱海でのミステリー。
キャパ一行は、午後の列車で熱海に向かっていた。当時熱海は東京から特急で1時間半、東京の奥座敷と呼ばれ、日本でも有数の歓楽街だった。遠い昔から温泉地として有名だったが、丹那トンネルが開通してからは爆発的に観光客が増えた。昭和25年に熱海全体が消失した大火のあと、大型ホテルが次々と建設され、熱海は日本のモナコのような景観になっていった。交通の便もよく、政治家、実業家、芸術家、作家などの別荘も多