大学をクビになったことをFBで公表した
7月11日ハローワークへ行ってきました。
一部の方には既にお知らせしておりましたが、3月に大学を不当に解雇され、現在無職です。
これまで、復職を含め早期解決を図るため、裁判所に仮処分を申請していましたが、今回それを取り下げ、解雇取り消しを求める法廷闘争に切り替えることになりました。
6月までは、私の弁護士の言葉「仮処分申請すれば8月には解決します」を信じて、なんとか堪えていましたが、残念ながらここに来て社会的にも経済的にも視界不良となりました。
さて前職では、着任後一年も経たないうちに、東日本大震災に遭い、それからというものの学生たちと復興支援に携わってきました。
2010〜2017年仮設住宅の生活実態調査と支援活動
2017〜2019復興公営住宅調査と交流活動
2013〜2021復興ボランティア学
2014〜2021復興ボランティア学ワークショップ
これらの活動で、数多くの団体や大学にお世話になったことに、感謝しています。
大学教育では、教室を「教わる場」から「学ぶ場」への転換を図るため、アクティブラーニングとPBLを推進し、さらには初年次教育重視のカリキュラムを導入しました。
このカリキュラムは革新的で、マインドマップ、リードフォーアクション、フューチャーマッピング、エンパシーライティング、レゴシリアスプレイ、などを取り入れたワークショップ形式の授業を展開していました。
加えていえば、2017年のカリキュラムスタートとともに、授業連絡にはサイボウズやTeams を使っていたため、コロナ禍でのオンライン対応も割と支障なくできたというオマケもありました。
さらに、アクティブラーニングの普及を図るため、地域と学種を越えた対話の場「東北アクティブラーニングフォーラム」を3年連続で開催してきました。
多分、こようなカリキュラム改変や震災後の活動が古参の教員たちに、恐ろしく不評を買っていたのでしょう。
学長、学部長が変わってからというものの、じわじわと私は不利な立場に追い込まれていきました。
良き努力すれば、良き結果がついてくるものと信じていましたが、今回ばかりは良き結果とは言えない状況となったわけです。
まぁ,私の職場でのコミュニケーションのやり方にも問題はあったのでしょうが、そこは信念の違いなのでよくわかりません。
そういえば、先日、占い師になった卒業生のKくんに鑑定してもらったところ、「場所が悪かっただけで、先生の人生とは全く関係ないこと」と言われました。
確かにそうなのだと理性では理解しましたが、本能的には努力を帳消しされた悔しさがあるのか、時に思い出しては悔しさに身震いする自分がいました。
毎朝、日の出を撮るようになったのも、目が覚めると不安に押しつぶされそうになるからです。それなら「できることからしよう」と思って続けているだけです。
正直言って、今後の身の振り方にはとても迷っています。
自分では分からないのですが、思った以上のダメージを受けていて、しばらくは他の誰かと気もなく過ごしていたみたいです。自分ではまったく自覚していなかったので、そのことを妻から教えてもらい、初めて知りました。人間不信、組織不信になっていたみたいです。
が、最近になって、何人かもの仲間たちなどからお誘いを受け、ようやく外へ出て、リアルに人と会うこともできるようになってきました。
結局は、職場や業界以外の、安心できる人たちのおかげで、僅かながら前へ踏み出しているみたいです。そこは、誰よりも恵まれいるのかもしれません。
なにはともあれ、人助けはできても、自分からは助けを求めるのは大変苦手な私です。
でも、次に行こうにも、色々と出来ること、持っているものがあって、それを使ってきた学校という枠組みがなくなり、行き場のなくなったそれらが、頭の中でおもちゃ箱をひっくり返したように散らかっていて、何をしたら良いのか、何からはじめればいいのか方向を見失っている状態です。
さて、ここまで読んでくれた酔狂なあなた。
こんな私相手に、とりあえずは久々に話したいとか、無責任なアドバイスをしたいとか、一緒なぶらりしたいとか、お声がけください。
それと、あわよくば、こんな仕事を頼みたいなんて話があれば、なおのことありがたいです。
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