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4月19日 基礎力があってのAIの活用
4月19日ですね。
今朝届いたQiitaからのメールマガジンの「先週いいねが多かった投稿ベスト20」のトップは、この記事でした。
https://qiita.com/Terao-Takumi/items/ddf11b32676021fd2e83
同じメールマガジンの中にはプロンプトエンジニアリングがもてはやされている今を反映し、ChatGPTに関する記事が相変わらず目立ちます。
が、ChatGPTがいくらすごくとも、忘れてはならないことがあります。
それは、ユーザーインターフェースを知らず、基本機能を知らずに、AIに何かを聞いても的を射た答えは返ってこないことです。
もちろん、お客様のビジネスを含めたビジネス全体の流れを知らないのは論外。
そもそもの知識がない状態では、ChatGPTに質問などできません。
例えは、車のハンドルを右に回せば、右に曲がる機能があります。それを知らないのに、車で効率的なルートをAIに聞いても、そもそも根本的な移動の仕方を知らないのであれば無意味ですよね。
同様にkintoneのレコード一覧画面でレコードを絞り込む方法を知らないのに、ChatGPTにクエリを聞いても仕方がありません。
まず対象となるサービスの機能を自分で予習し、準備をしておく。インターフェースや基本機能なども含めて。
そうしないと、思わぬ遠回りを強いられます。
が、これは適切に先輩エンジニアが導いてあげることが求められます。そうしないと、そもそも遠回りしていることに気づかず、愚直に非効率なやり方を強いられることとなります。
いまは四月。こういう記事がトップに出て来るのも、今が学びの時期だから。
今は私のような先輩エンジニアにとっても、教え方を学ぶ時期です。
くれぐれも若手には予習させるように導かないと。
そして遠回りさせないように。
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