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2月17日 情報の山を眺めて取捨選択する。

2月17日ですね。

昨日、稲城にある巨大書店コーチャンフォーに行ってきました。
目当ては釧路の本店で買おうとして買えなかったCDです。
CDは無事に入手できたのですが、ついでに本を見て回りました。


本屋は、一望のもとにジャンル毎に整えられた本が眺められます。そのため、ネットの小さな画面ではわからない気づきが得られると言う話は以前ここでしたと思います。
今回もそうやって広い視点で今の自分に必要な分野の本を見てまわりました。

今回は娘が一緒だったので、娘が知りたいというイラストやデザイン、美術史、心理学などの書棚を見て回りました。


本屋を巡っていると、膨大なコンテンツに対して全くインプットが追いついていない自分を痛感しました。

仕事に追われると本が読めなくなる、という内容の本が先日発売されたことを何かの記事で見かけました。
私もまた同じく、最近本が読めなくなっています。
にもかかわらず、この膨大な本の山。
増え続けるコンテンツの量に追いつくには、私の一生をかけても無理でしょう。
若い頃は世の中にある本を全部読む位のつもりで意気込んでいたものですが。


今の若い人たちも同じです。
本に加えてネット上にある膨大な情報を全て見たいように読める時代に育っています。

つまり、膨大に情報の中から適切な情報を取捨選択し、取り入れていく必要があります。
その時、一旦引いて高い視点から娘をはじめ、情報を一望で見る利点を知らない可能性があります。


おそらく、この先の大人の役割とは、若い人たちに知識を教えるのではないのでしょう。
教えるべきは、情報の山を高い視点で一望し、その中から必要なものを取捨選択するやり方。加えて、その人に対する向き不向きを踏まえて教えてあげることなのではないでしょうか。

後は本人が本を読むなり、検索するなりして、本人なりに切磋琢磨すれば良いのです。

娘と本屋を歩きながら、そういうことを思いました。

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Yoshikazu Nagai(長井 祥和)
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