1月15日 有事の際の情報リテラシー
1月15日ですね。
昨日災害について書きました。
今、アメリカのロサンジェルスで大規模な山火事が甚大な被害をもたらしているとか。
冬の乾燥した時期に山火事はありがちですが、アメリカの場合、他にも社会インフラの問題など、複合要因が絡んでいるそう。
送電線または花火が火元という説や、貯水されているべき貯水池に水がなかったのではという問題。
ハリウッドやビバリーヒルズ、パサデナ、サンタモニカなどに近い被災地には映画スターの居宅が散在し、しかも火事保険から保険会社が撤退した結果、多くの被災した住宅に保険がかけられていなかったとか。
それよりも問題なのは、上に挙げられたこうした報道や発信の真偽が不明で、誰にもファクトチェックのないまま、さまざまなニュースが乱れ飛んでいることです。
大規模な山火事が起き、被災した方が多くいらっしゃることは事実。
そして、何が真実かわからないまま、翻弄される住民の方々は気の毒だと思います。
わが国でもこの季節は山火事のリスクがあります。また、わが国から少しずつ人手不足を理由に社会インフラが失われつつあります。
この先、わが国でもこうした社会インフラへの資金投入の不足や偏在によって、火事のような問題が生じることでしょう。
こうした災害の中で、ITの役割はなにか。燃え盛る火を前にした時、データを駆使して何ができるのか。
まずは、フェイクニュースに踊らされないことです。
有事の時ほど、冷静さは失われ、平時には考えられない精度の嘘に騙されてしまいます。
私も技術者の端くれとして有事の際になしうることがないか。普段から情報を見る目を養ってくべきではないか。
これから先に向けて考えたいと思います。
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