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Superdry極度乾燥(しなさい)の噂

今回、バスターズが名前がネタ性豊富のあのブランドにまつわる噂を検証する!
アダム・サウェッジ!
「フゥーーー!!!ふっ飛びやがったぜぇぇぇ!!!!!」
ジェイミー・ハイネマン!
「上手く行かない時こそ、C4の出番だ」
長年の特殊効果経験を駆使し、時は爆発したり、焼いたり、切り刻んだり、爆発したりしていろんな伝説を検証していく!ご覧に入れましょう!

MYTH BUSTERS

「ジェイミー、Superdryって知っているか?」
「ビールのことか」
「そう。そしてもう一つ、衣装ブランドでもあるんだ。その名はSuperdry、く、きゅく……」
「キョクドカンソウシナサイ」
「え?」
「キョクドカンソウシナサイだ」
「ジェイミー、この後ろに着いている言葉が読めるのか!」
「グランから教わった」
「そっか!で、このいかにも日本っぽいブランド、実はイギリス生まれだった。しかしビール製造会社のアサヒが先にSuperdryの商標を登録したため、服の方のSuperdryが日本出店できないし、個人と商業目的での輸入も禁止されている」
「名称は大事だもんな」
「理論上、Superdryの衣服を着用して日本の税関を通れば即座に没収されるが、実際どうなのか?それが今回の検証項目だぜ!」
「まさかその服を着て日本へ飛ぶのか?効率悪いぞ」
「その通り!我々の予算はもっとC4と銃弾、そして廃空港のレンタル料金に使うべきだと判断した。なので今回の検証はバスターを下請けしたのだ」

 アダムはタップレットを操作し、動画を再生した。モニターに坊主頭の男が映った。

『おう、ハ、ハイ、アダムとジェイミー。みなみの国のアクズメです。うわやべっ超緊張してるよ……オホン!この間はその、バスターズに検証してほしい伝説と噂を募集していると聞いてにSuperdry極度乾燥(しなさい)の服を着て日本税関を通ったら本当に没収されるかって書きこんだけど、まさか流れに流れてバスターズから検証の依頼が来るとは。アダム直々のメールが来たとき興奮しすぎてプッシュアップ120回1セットで成し遂げたよ!』

 アクズメは何かアピールしようと自分の胸板を叩いた。

『コッホン。まずは服がないと始まらないので、買ってきました、TA-DA!』

『30%OFFでも160ドルかかった、お高い!では早速着てみよう』

 アクズメはコートに袖を通した。

『どうですか?外装は固めの防風材質で、来ているとかなりスタイルがいいですと店員のねえさんが……』

「アー、長くなるのでカットするぜ」

 アダムはシークバーを残り一分のところまでスキップした。

『……でなわけで、没収されても悲しまぬよう、いっぱい着て、綻びが出ったらまた日本に赴きます。報告を楽しみにしてください!シーヤ!』

「おう、頑張れよバスター見習い!ジェイミーどう思う?」
「プッシュアップ1セットで120回は流石に盛っただろ。彼の報告が出るまでの間に、俺たちは何をすればいい」
「もちろんほかにもオレたちにピッタリの怪しい伝説を用意したさ!航空力士って聞いたことある?」
「……ワッダ(BEEP)?」

(ここでCMに入ります)

※この記事はDiscoveryチャンネルおよび実在するアダム・サウェッジ、ジェイミー・ハイネマンとは無関係。この回はテレビ番組MYTH BUSTERSに存在しない。
※作者本人は本気で検証するつもりだが、結果が出るまで数か月かかります。日本から帰ってきたばかりなので。

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