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甜不辣(テンブーラ)
この間の辛い麺メント②でちょっと甜不辣というさつま揚げに似た食べ物を言及ししていました。「なにそれすごく気になる。アクズメさんもっと詳しく説明して」との要望をエーテルチューブ経由で受信しましたので、もっと詳しく説明いたします。決して小説のネタが思いつかなくて苦し紛れの訳ではない。
甜不辣を一つの食材を示す場合は、主にこれのことです。
さつま揚げですね。でも紛らわしいことに、あなたがもし台湾の夜市とかで「甜不辣一丁」を注文したら、たいていの場合はこれいうのが出ます。
これもまだ甜不辣という料理です。食材を適温のだしに浸っていて、注文してから掬いあげて、甘いタレをかけて食べる。まあおでんですよね。だしの味付けはかなり薄めですけど。日本でもおでんをてんぷらと呼ぶ地域があると聞きます。関連性あるでしょうか。甜不辣を意訳すると「からくない、甘い」の意味です。確かにたれとつけあげは甘口だよね。あっ、勿論煉獄が見たい人は辛味自由です。
では、何が入っているか見てましょう。
これは大根ですね。またはラディッシュ。変な味がなく、だしにもなれる、こういう煮物の定番。
甜不辣(棒状)です。これ以外に炒めや揚げ物にも多く見れます。
豚肉のつみれです。こちらでは貢丸(ゴンワン)と呼んでいる。
厚揚げです。
甜不辣(板状)です。そのままBBQ台に乗せて焼いたり、スティック状に切って揚げたりもします。
これは鶏巻という。魚のすり身やひき肉をラードで包んで揚げたものです。鶏と書いても鶏肉入っているとは限らない。とても脂っこい。
出やがったな。これが猪血糕、豚の血(鶏や鴨の血を使った場合もある)でもち米をつけて、固めたものです。血のライスブリン。かつてイギリスのメディアに世界一ケデモノ料理に選ばれたことがすらある。外見は悍ましいが食べてみると大したことない。血の風味があるもちもちとしたプリンを想像してみましょう。
これは……なんだろ?やはりすり身系の物らしいけど分厚い。てかこの国の人すり身好き過ぎるだろ!
ごちそうさまでした。これであなたが甜不辣について詳しくなりましたね?
🧠なりましたね?👁️
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