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【短編】【BFC6】教えて、ともくん

【短編】【BFC6】教えて、ともくん

 あ、ともくん? 元気にしよん? 朝早くにごめんね。うんうん。いやええんよ、私のことは。何言よんよ、大丈夫よ。世話ない世話ない。血圧の薬も忘れず飲みよるけん。あのともくんが教えてくれたお薬カレンダーのおかげよ。ともくんは何でも知っとるねえ。うんうん。ほんで転勤先はどうなんよ。うんうん。ほうで。それは大変やねえ。うんうん。でも、あれやろ、部長さんは優しいんやろ。ええことよ。いやあ田舎っていうても、こ

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文学フリマ東京38のレポート

文学フリマ東京38のレポート

文学フリマ東京38、お疲れさまでした! 本当に疲れています! 一年前に文学フリマ東京36に初めて参加して以来、二回目の出店でした。懐かしいね。

今回は一人でブースに座って、アンソロジー「汀心 vol.1 恐怖について」と個人詩集「そんな繰り返し」を販売。

昨年の文フリで販売した「TROIGIE」と同じくらい購入していただくことができました。買いに来てくださった方々、ありがとうございます。

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【短編小説】蒸留

【短編小説】蒸留

 社内ホームページのど真ん中、掲示板のトップを飾る「社員家族死亡通知」をクリックすると、知らない社員の「ご尊父」が「ご逝去」されたと記されている。「通夜」と「葬儀」は「既に執り行われ」たらしい。か細くてどこからでも千切れそうな明朝体の文字列が、不安定な禁忌の匂いを漂わせている。その社員のことを知らないのだから「ご尊父」も当然のように知らない人間だと思う。もしかすると、そのお爺さんに近所の行きつけの

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文学フリマ東京36のレポート

文学フリマ東京36のレポート

文学フリマ東京36、お疲れさまでした! 初めての文フリ、異常な楽しさでした。終わった後の夜は眠りたくなかったです。それだけ楽しかったのは、お会いした方、全員が素敵な方だったからです。

今回起こったことをまとめました。ぜひぜひ私の幸せなお話を読んでいってください。

※嬉しいと思うことがたくさん起こったので「嬉しかった」ばかり書いてしまっているかもしれません。だからって別に悪いとも思っていません。

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