YouTuberだったぼくが、会社の広報になり半年が経って気づいたコトまとめ
広報のあくつです。
いまだに慣れない挨拶ですが…広報の部署になってから半年が経ちました。
名刺も受け取れましたよ!
(ちゃんと肩書きは広報!)
そんな「新米広報」なぼくですが、始めてみて驚いたことを書いていきます。
もし違う場所があったらコメント欄か、Twitter(@kohonoakutsu)でこっそり教えて下さい😅
会社を広める方法は「商品」だけではない
広報は、商品やサービスを文字によっていかに世に売り出すか!という仕事だと思っていました。が、実際にその会社を広める際には商品だけでなく、様々なモノがフックになるということを学びました。
そりゃおもしろ社長とかがいれば話は別ですが、最近だと「おもしろい社内制度」で、会社の名前を外に出していくケースもあるんだなと。
▼おもしろ社内制度①
「推しの卒業決定で10日間の有給付与」
「おもしろい!」「今っぽい!」「ホワイトすぎ!」「こういう会社で働いてみたい!」といった内容のコメントがSNS上には溢れていました。
なるほど!社内制度がおもしろいと、どんな会社かしりたくなって調べてしまうかも…!更にはどんなサービスを展開しているのかまでも知りたくなるなぁ。
(難しいことではありますが)広告費をかけずとも、SNS上でバズってくれればいろいろな人に情報が広まる時代ですよね。Web媒体とかでインタビュー記事にでもなれば、なぜこの人事制度を導入したのかという想いの部分や、そういう想いに至るような「社風」についても語れるので、会社情報や何を作っているのかまで、第三者に執筆・記事化してもらえます。効率がいい!
会社を広めるために人事制度におもしろさを持たせれば良いのか!と学びました。
まぁ、実際には経営管理の部署や、採用チーム?人事チーム?などいろいろな部署とのやり取りが発生して大変なのかもですが…。
▼おもしろ社内制度②
メルカリ「 卵子凍結・0歳児保育支援制度を新たに試験導入」
社員さんにとって、しっかりと意味のある制度でもあり、社外に対してインパクトを出せ、かつ、好印象を持たれる!という全方位にとってプラスな制度だなと感じました。
採用面接をしていても「女性にとって働きやすい会社ですか?」という質問は必ず出るんです。だから全国の広報さんは、実際にトップで働く女性社員さんや、産後に復帰をした女性社員さんにインタビューをされているケースが多くあるようです。
社員インタビューは=「生の声」なので、価値があるように感じるのですが、その会社への入社意欲が高い方にしか見られない(クリックされない)のかな?と思うと、もっと間口を広げるには…とも考えてしまいます。
しかし、今回のように「生の声」としてではなく、「社内制度」として打ち出すだけでも広がるパターンがあることを学びました。社内制度をリリースで出すだけって、なんとなく無機質な感じがしていたのですが…。
かといって社内インタビューは、読む側もすごくカロリーを消費するし、リリースとして出しちゃうのも効果的だなぁと。
さらにこのページには育児休暇の取得率などのデータも載っていたので、実態を知れることで、メルカリ自体がかなり良い企業に見えました!育休後復職率は男女ともに100%でした。男女ともにずっと高い数値だけが出てくるので、なんだかもう清々しかったです。
▼おもしろ社内制度③
Sansan「社内制度のネーミングで差別化」
イエーイ
自宅で集中して業務を進める方が生産性や効率を上げられる場合に、1日単位で自宅勤務を選択できる制度。
どにーちょ
休日の静かな環境で業務を行う方が生産性や効率を上げられる場合に、平日と休日の勤務日を入れ替えられる制度。
新しくて、突拍子もない社内制度を作るのが難しいのであれば、名前をかわいくする!っていうのもありな気がしてきました。
まぁ実際には、「イエーイ使うわ!」って恥ずかしくて言えなさそう気もしますし、社内では他の呼ばれ方をされている気もするのですが、「どにーちょ」って名前にするだけで、制度を利用することのハードルが下がって、使いやすくなりそうですよね。使う際に罪悪感が芽生えにくそうだなって。
本来、社内制度って社外的にPR効果があるのか!?ということ以上に、
実際にしっかりと使われているのか!?の方が重要だと思うので。
学んだこと
広報は、いろいろなモノを外に発信(PR)している。
商品やサービス、おもしろい人材や面白い社内制度などなど。
ぼくもこれからなんでも発信していきたいと思います!
最後に。
制度って作ること以上に、集団の中で浸透させることのほうが難しい説もあるので、全国の広報先輩がどのように社内浸透させていったのかも気になります…。新聞みたいなのを発行して各テーブルとか目立つ扉に貼るしか考えられない…うぅ…(笑)。
がんばります…!(笑)
お問い合わせはこちら ▶ akunyan621@gmail.com
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?