見出し画像

『人生で1番キツかった日。パート1』

皆さんは
人生で1番キツかった日は
いつですか?
覚えていますか?

私の場合は即決です。
これ以外に考えられない。


空手の昇段審査が
人生で1番キツかった‼️


34歳の時のことです。
高校生の時に習っていた流派は
高校生卒業と同時に辞めた。
大学が他府県だったからだ。
社会人になってから
極真空手から派生した流派に移った。


『空手バカ一代』でも登場した人が
創始者の流派である。


空手の帯って流派ごとに
違うんですよ。
色んな帯の色があるんですが
私たちの流派は

白→青→黄→緑→茶→黒

このように帯の色が変わっていく。


審査は半年毎にある。
黄帯くらいまではポンポン受けても
緑帯からは慎重になって受けるのがパターン。
帯が上になると責任も増すから。

緑帯になると
たまに前で指導せよと
言われることもある。
みんなヒーヒー言うてました。
わかっていても指導するのはね。
難しいよね?


黒帯は一つの目標。
ゴールと思っている人もいる。
『空手の黒帯です』って響き
カッコよくないですか?
私は憧れていましたね!


初段は黒帯に金の筋が1本入る。
2段なら金の筋が2本入る。
そんな感じです。
みんな、黒帯がほしいんです♪
しかし、ほとんどが途中で辞めてしまう。
キツイから。
怪我もあるし痛いから。
組手で挫折する人がほとんどかな。


空手の昇級・昇段審査は

・基本(突きや蹴り、受け等)

・型(白から茶までの型

・ミットを使用した対人練習(攻撃と受けに分かれて行う)

・補強(腕立て、腹筋、ジャンピングスクワット)帯の色により回数は変わる。昇段審査は70回。

・組手(帯の色により戦う人数が変わる。昇段審査は10人組手)


この出来具合で合否が決まる。


1番大変なのは
もちろん組手である。
みんな本気で戦うから下手すると
大怪我に繋がってしまう。


昇段審査は10人連続組手。
フルコンタクト空手は実際に当てます。
顔を拳で叩いてはいけないが
蹴りで相手の顔を蹴っても良い。
もちろんKOもありますよ。


大阪支部は
常勝軍団で有名でした。
(私は大阪支部内の某道場に所属)
全国大会や世界大会でも
好成績を残して全国有数の支部と言われた。



なんと、
私の組手の時には
運が良いのか悪いのか?
世界チャンピオン3人、日本2位、関西チャンピオンと強豪が勢揃いした。
(この日、高知支部が特別に来ることになり、大阪の精鋭が急遽集められた)

かつて、
こんなに精鋭が揃ったのは見たことがない。
反則としか言いようがない。
1人ずつでも絶対勝てない人ばかりが
束になってかかってくる。

あ〜〜
なんて日だ!!!
世界チャンピオンが
3人も参加するって
何の嫌がらせよ⁉️


と思ったのは言うまでもない。
私って
ある意味、
持ってる男です!


この日まで
稽古日以外も
友達に頼んで週3日の特別練習をして
体力増強、スタミナ強化、対人練習を
積んできた。
ベンチプレスは120キロ挙げてました。


しかし、どんなに練習をしても
世界チャンピオンとの組手を考えると
気分はブルーになってしまう。
やられるイメージしか描けない。
(メンタルトレーニングもまだ学んではいなかった)


開き直っていても
すぐに現実が襲ってくる。
無理にテンションを上げるが
また、猛烈に怖くなってくる。
完全に情緒不安定です。


それで、
どうなったのか⁇


結果は、

結果は……


明日のお楽しみ!


⭕️皆さんの
『先生の迷言シリーズ』
まだまだ募集しています。
『先生の迷言シリーズ』
マガジン作りました。
是非とも教えてください。

#先生の迷言シリーズ
とつけてください。
お待ちしています‼️


最後まで読んでいただき
ありがとうございます。


いつもスキやフォロー、コメント
ありがとうございます。

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集