『ピカピカの1年生をつかまえてヒドイわ』
忘れたくても忘れられない
高校1年生の初登校。
親父にネクタイの結び方を
教えてもらったが、
慣れないネクタイに悪戦苦闘。
どうしても後ろの方が長くなる。
大橋巨泉並みに
ぶっといネクタイになったり。
私の周りは
ほとんどが学ランなので
ブレザーを着るのが恥ずかしかった。
『嫌やわぁ〜
こんなんオッさんみたいやん』
と思っていました。
私は、
ネクタイ結びに自信がなくて
念のために
体育の時間で着替える時は
結び目を崩さないように
スッと頭から抜いたものです。
やるね!
高校時代の私よ。
案の定
あちらこちらから
体育の授業後に
ネクタイの結び方がわからずに
『誰かネクタイ結んで〜
わからへんねん!』
と絶叫するヤツがいたものです。
私はニヤリと笑い
『ほらな、
自信がないなら
俺のように結び目は残すもんやで!』
と自信満々に思っていた。
(アンタ誰よ!)
入学して
1週間も経たないある日のこと。
学校に向かうため、
JRから阪急に乗り換えるため
1人で信号で待っていました。
すると、
いかにも新入社員のような
新しいスーツを着た20代前半の男性が
いやに近づいてきました。
ピタリと
私の右横に直立不動で立ちました。
『何?何?』
と思っていると
『おはようございます!』
腰を90度に曲げて
元気よく挨拶してきました。
『ええ〜
誰と間違えてんねん!
俺はピカピカの高校1年生やぞ!』
頭を起こすと
間違いに気づいたのか
赤面して
頭をかきながら
足早に逃げていった。
何これ?
残された私の立場は?
完全なるもらい事故。
間違えたのは新入社員だ〜
私は被害者と思っても
周りの頭の中には
『あの新入社員は、
上司とこの高校1年生を
間違えたんやな?フフン♪』
完全に妄想されてるやん。
横目でチラチラ私を見て
クスクス笑われました。
『オイオイ。このピカピカの高校1年生をつかまえて、どんな先輩サラリーマンに間違えてくれてんねん!勘弁してくれ〜』
どこからどうみても
初々しい高校1年生ですよ!
偉そうにもしていない。
『謙虚』が服を着て
歩いているような私を
どんな間違いしとんねん⁉️
失礼な。
いまだに
あの光景は忘れることができない。
そんな経験をしたことがある
アークンです。
こんにちは。
現在、
成績処理のピークです。
目が痛くて書けないので、
今日はここまでにします。
#66日ライラン
13日目
(告知)
私のスタエフから
配信をします。
令和6年7月12日(金)
20時半から(40分)
『メンタル視点からのうりもさん』
〜さらなる成長に向けて〜
うりもさんをゲストに迎えて
ズバリ聴いちゃいます。
うりもさんの魅力を最大限に引き出したいと思います♪
良かったら
是非ご参加ください。
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