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『現実と妄想の狭間を攻めてみた』

今日の午前10時半頃だろうか?
授業中に生徒たちが突然

『ウワァ〜』
『エエッ!!』


と意味ありげな声を出した。


『どないしたん?』
と聞くと


『雪が降ってます』

と言う。


ナヌッ!!

#昭和か ⁉️


カーテンをめくり
外を見てみると
『ハラハラ』
と雪が舞っていた。


思わず
頭の中に浜田省吾の
『悲しみが雪のように』
が流れ出す。


誰もが泣いてる〜🎵
涙を人には見せずに〜🎵
誰もが愛する人の前を〜🎵
気付かずに通り過ぎてく〜🎵



久しぶりの雪に
みんなテンションが上がる。

思わず
過去にタイムスリップする。


そう
あれは小学4年生の頃。


当時の小学生は
校庭に野良犬が入ってきた時と
雪が降ってきた時に
テンションはMAXになる。


大阪は
雪が珍しく
降ってきたら
みんな一斉に校庭に走り出したものだ。


落ちてくる雪を
口で食べようとする奴。
ボクシング風に避ける奴。
雪の上をスライディングする奴。


私はスライディングパターンだ。
ビチョビチョになり
先生に怒られたものだ。


雪をボールのように握り
教室に戻るなり
友達めがけて投げたものだ。
雪合戦が始まる合図だ。


あ〜
楽しかったなぁ!

戻りてぇーな〜

と思ってたら


『先生〜先生〜』


ふいに呼ばれて
我にかえった。


どうやら
妄想で2分経っていたようだ。
危なく雪合戦が始まるところだった。


ギリギリセーフ

#アウトだよ


授業が終わり
休み時間になると
生徒は校庭に集まり出した。
みんな一緒やん🎵
私も行ってみる。
シャドーボクシングの要領で雪を避けてみる。


すると
1匹の野良犬が入ってきて
追いかけられる私。
もう少しでお尻をかぶられそうになり
みんなに爆笑された。


『先生〜先生〜』


我にかえった。


どうやら
本日二度目の妄想をしてしまったようだ。
危ない危ない。

ギリギリセーフ

#アウトだよ


ユーミンの
『私をスキーに連れてって』を
歌いながら職員室に戻る私であった。


皆さんも
現実と妄想の狭間を攻めるのは
危ないのでご注意ください。

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