豚が結んだ「縁」と「味」…今週の『ちむどんどん』
復帰前の沖縄で、4人兄妹の次女として生まれ育ち、復帰とともに、東京で働き始めるヒロイン・比嘉暢子（稲垣来泉さん→黒島結菜さん）が、やがて沖縄料理の店を開くことになる朝ドラ『ちむどんどん』の第23週「にんじんしりしりーは突然に」。
猪野養豚場の娘で、今はスナックで働く清恵（佐津川愛美さん）が、暢子の店「ちむどんどん」に突然やってきた月曜日。どうやら、賢秀（竜星涼さん）から、妹の店ということを聞いていたようで。試食し、豚の問題点を指摘。猪野養豚場の肉を置いていってくれました。
清恵を探し続ける賢秀。「ちむどんどん」に立ち寄ろうとしますが、休業中と知るとまた何かをしでかすので、智（前田公輝さん）が阻止。その流れで、賢秀のための偽のサプライズ誕生会が開かれることに。当日、店の前を通っていた清恵の前に現れた賢秀。
この日の『あさイチ』には、矢作役の井之脇海さんが登場。親子丼特集で、井之脇さんも挑戦。また、『ちむどんどん』の矢作の役について「最初は理解に苦しんだ」と正直な感想（笑）。ネット上での「＃俺たちの矢作」も話題に。
清恵が賢秀から逃げた火曜日。清恵は房子（原田美枝子さん）を訪ね、暢子への伝言を依頼。房子を引き受ける代わりに、清恵の身の上話を聞き、恋愛アドバイス。
一方、賢秀も三郎（片岡鶴太郎さん）に清恵のことを全て話し、こちらも恋愛アドバイス。そして、ついにスナックの前で清恵を見つけた賢秀。三郎の指南通りのバックハグ。高身長の竜星さんが活きるシーンでした。
賢秀がついに清恵に告白した水曜日。しかし、清恵はまだ頑なで。猪野養豚場に帰った賢秀は、顛末を清恵の父・寛大（中原丈雄さん）に報告していると、清恵が帰郷。好きな人の所に帰ってきたと逆告白、そしてハグ。バックヤードで涙ぐむ父。
「ちむどんどん」がリニューアルオープンした木曜日。とはいえ、開店してもなかなか客が入らず。内気な歌子（上白石萌歌さん）が客の呼び込み。そんな中、最初の客役を演じたのが古舘寛治さん。黒島さん主演の『アシガール』ではその父役。『ハルカの光』では店長と店員を二人で演じました。
店は徐々に客が増え始め、古舘さん演じる客がその味を気に入り、別の客を連れてきて。演じていたのは、同ドラマの語りを担当するジョン・カビラさん。相席で前に座っていたのが、カビラさんの父で元アナウンサーの川平朝清さんと、娘の川平羽夏さんでした。
暢子の出産準備のために、優子（仲間由紀恵さん）と良子（川口春奈さん）が上京した金曜日。それを聞きつけた賢秀が、清恵を連れて店に。その場で清恵にプロポーズする賢秀でしたが、指輪箱の中に中身はなく（笑）。それでも受け入れてくれた清恵でした。
お祝いしようとしたところで、暢子が破水。病院で無事出産、男の子でしたが、「健彦」命名の理由が「心が健やか」というのは、優子が賢秀を評した言葉。つまり、賢秀＋和彦（宮沢氷魚さん）の「彦」ということか（笑）。来週はいよいよ、智と歌子の恋愛編みたいです。