空飛ぶクルマと夫婦の擦れ違い…今週の『舞いあがれ!』
東大阪市と長崎県・五島列島を舞台に、空高く飛びたいと夢見る舞(浅田芭路さん→福原遥さん)が、パイロットになるべく努力を重ね、やがて夢の飛行機作りに情熱を燃やす朝ドラ『舞いあがれ!』の第25週「未来を信じて」。
舞が、大学の先輩である刈谷(高杉真宙さん)と玉本(細川岳さん)が開発中の「空飛ぶクルマ」を見学した月曜日。なにわバードマン魂に火が付いたようで、御園(山口紗弥加さん)から「ほどほどにね」と言われたのは、入れ込んでしまうフラグ。
一方、舞の夫・貴司(赤楚衛二さん)が祥子(高畑淳子さん)と「デラシネ」にいると、貴司の担当編集者のリュー北條(川島潤哉さん)が打ち合わせにやってきて。第三歌集の話をすると、浮かない顔の貴司。
舞と共に御園も「空飛ぶクルマ」を見学した火曜日。後日、舞らは刈谷らに資金調達や広報面での業務提携を申し出。貴司も、舞の新しい挑戦に賛同するも、短歌はスランプらしく。言い出せない貴司と、全く気が付いていない舞。
舞が兄・悠人(横山裕さん)に「空飛びクルマ」に興味を持ってくれそうな投資家の紹介を依頼した水曜日。久留美(山下美月さん)とも順調そうな悠人は、協力を約束。開発現場には「なにわバードマン」の渥美(松尾鯉太郎さん)も現れ、週末は手伝うと約束。
そんな中、祥子が貴司の第一歌集を読んでいて褒めると、貴司は感謝の言葉を口にしながらも「もう、こういう歌は詠めません」と告白。妻子が出来るなど、自らを取り巻く環境もすっかり変わってしまいましたから、孤独に全国を放浪していた頃とは違うのでしょう。
佐藤(大塚宣幸さん)ら3人の投資家が、「空飛ぶクルマ」の浮上実験を見に来た木曜日。出資が決まる中、帰省した久留美が悠人と岩倉家に。その後、二人はなぜかまた“柏木公園”に(笑)。「将来のこと、ちゃんと考えてるから」とほぼプロポーズの悠人に、「わかってる(OK)」と久留美。
リュー北條から「梅津先生は、苦しんでこそ良い歌を詠む人だ」と言われて1年後、貴司は短歌ノートをそっと机に仕舞い、舞に「ちょっと話あるんやけど…」と暗い表情。
貴司が短歌を辞めたいと告白した金曜日。そこまで思い詰めていることに全く気付かず落ち込む舞を、祥子は「一緒におっても分からんことやある」と慰め。一夜明け、差し入れを持って「デラシネ」を訪れた舞は、パリ滞在中の八木’(又吉直樹さん)からのハガキを見つけ。「おっちゃんに会いたい…」という貴司に、「会うて来たら?」と舞が後押し。
親族会議を経て、パリ行きが決まった貴司。舞と歩に見送られて旅立っていきました。時は「2020年1月」、例の感染症が世界に広がっていくタイミング。「空飛ぶクルマ」開発には、「なにわバードマン」から西浦(永沼伊久也さん)と日下部(森田大鼓さん)も手伝いにやってきて。
いよいよ最終週。予告では序盤「会いたい人に会えない。行きたい場所に行けない」と、マスク姿の祥子が次週待っている世界を象徴。その後、笑顔の柏木(目黒蓮さん)や由良(吉谷彩子さん)らの姿も。
そして、「いつか夢は叶う。この車が空を飛ぶ日が来ると、私たちは信じています」とのナレーションと共に、舞のフライト姿。現在を超えて、2027年まで描かれるらしい本作。どんな未来が待っているのでしょう。
余談:俳優の中村倫也さんと日本テレビの水卜麻美アナウンサーの電撃結婚。中村さんが所属するトップコート俳優陣の結婚相手選びが素晴しいと話題(松坂桃李さん×戸田恵梨香さん、菅田将暉さん×小松菜奈さん)。誰も杏さんや佐々木希さんの相手には触れないという…。