ドラマ日記『海のはじまり』(第8話)
大学時代、同級生の南雲水季(古川琴音さん)と付き合い、別れた月岡夏(目黒蓮さん)。7年後、水季が亡くなり、海(泉谷星奈さん)という娘がいたことを知り、さらにその父親が自分だと聞かされて…親子の愛を通して描かれる家族の物語『海のはじまり』の第8話。
夏は南雲家で暮らす1週間を終え、朱音(大竹しのぶさん)、翔平(利重剛さん)、海に見送られる。少し歩いてから振り返ると道まで出てきて手を振る海の姿が。2人は笑顔で手を振り合う。帰り道、夏は新田良彦(山崎樹範さん)の写真店で写真を受け取る。
夏の実父・溝江元春として田中哲司さん登場回。仲間由紀恵さんの夫として知られる田中さんですが、名バイプレイヤーで出演作も多いので代表作というとなんでしょう。『緊急取調室』か『真犯人フラグ』。『35歳の少女』も不思議に覚えてます。あと、朝ドラ『らんまん』。
自分が父親になる決意を固める前に、3歳の時に母・ゆき子(西田尚美さん)と離婚した基春に、海と会いに行った夏でしたが、酷い言葉を次々と投げつけられ、ブチ切れて店の椅子を蹴り飛ばす始末。怒りが収まらず、滲み出ていた夏を慰めたのは弥生(有村架純さん)でした。
新田を介して、再び基春と会った夏。カメラのエピソードを通して、責任感は乏しかったのだろうけれど、確かに「面白い」と思うだけの愛情を感じられた基春に、周囲に言えなかった本音をぶちまけ。関係性の薄い人の方が、言いやすい事もありますしね。
夏が海を認知することを伝えると、朱音に渡された水季からの二通の手紙。一通は夏宛、もう一通は「夏くんの恋人」宛で。それを弥生に手渡した夏。弥生は津野(池松壮亮さん)に会いに行き、「本音を言えなくなっている」という「本音」を漏らすのですが…。
夏と弥生に別れの予感ですが、水季の手紙の内容次第ではまた違った展開もあるのでしょう。
余談:昨日のNHK『土スタ』ゲストは、大河ドラマ『光る君へ』に、安倍晴明役で出演中のユースケ・サンタマリアさん。相変わらずのユースケ節でした。今夜の放送が最後になるのかな。