ドラマ日記『新宿野戦病院』(第2話)&『あの子の子ども』(第3話)
新宿区歌舞伎町の「聖まごころ病院」に、突然アメリカ国籍の元軍医であるヨウコ・ニシ・フリーマン(小池栄子さん)が降臨。美容皮膚科医の高峰享(仲野太賀さん)と出会い、歯車が動き始める救急医療エンターテインメント『新宿野戦病院』の第2話。
聖まごころ病院の医師として働くことになったヨウコ・ニシ・フリーマン。病院として求めていた“外科医”が入ってくれて順風満帆に見えたが、美容皮膚科医・高峰享は悶々と悩みを抱えていた。
初回より俄然見やすくなった第2話。亨は南舞(橋本愛さん)に恋心を抱き、彼女が代表を務めるNPO法人の活動に参加しようとしますが、同じ頃に警察官の岡本勇太(濱田岳さん)は、舞が120分15万円のSM嬢であることを突き止め。予約が3年先まで一杯の人気。NPO法人の活動資金集めかな。
一方、オーバードーズで病院に運ばれてきたトー横キッズの宮嶋まゆ(伊東蒼)は、ヨウコとペヤングを共有し、温かい言葉をもらいますが、引き取りに来た母親(臼井あさ美さん)の彼氏(趙珉和さん)に性的虐待を受けているようで、再び舞い戻り。趙さんも朝ドラ『虎に翼』組。
「歌舞伎町顔面偏差値テスト」のエピソードでは、ホスト(細貝圭さん)に入れあげた女性(寺本莉緒さん)が、風俗でお金を作る構造が「おやじ→女性→ホスト」とわかりやすく示されました。
高校2年生の福(桜田ひよりさん)と、幼なじみの恋人・宝(細田佳央太さん)が避妊に失敗し、福の妊娠が発覚。決してなかったことにできない現実に悩み、葛藤する2人を描く、“ラブストーリーの一歩先”の物語『あの子の子ども』の第3話。
福に生理がきたことで、2人はもう不安の種はなくなったと胸をなでおろす。学校では、福の異変に気づき心配していた矢沢望(茅島みずきさん)が、晴れやかな表情で登校してきた福に思わず笑みをこぼし、福はそんな親友にだけ、この2週間で起きたことを打ち明ける。
ライフプランを立てる授業と宿題があり、自分には驚くほどそのビジョンがないことに落ち込む福でしたが、宝と会話する中で、二人で未来のことを一緒に決めたいと願うようになり。
しかし、具合が悪くなり保健室へ行くと、先生から婦人科を一度受診するよう勧められ。再びネットで自分の症状を調べると、妊娠に起因する着床出血かも知れず。遠方のドラッグストアで妊娠検査薬を買い、ファミレスのトイレで調べてみると…。
こうなると、親に打ち明けて病院で診断をまず確定するしかないでしょうね。海外赴任中の福の父親は家族会議を招集するでしょうし、宝の母役が美村里江さんですから、その反応も怖そう。この手のドラマでは、学校でも広まるのが定番ですしね。そして二人は、最後にどういう決断をするのか。