ドラマ日記『光る君へ』(第6話)
平安時代、京に生まれたまひろ→紫式部(吉高由里子さん)。数歳年上の藤原道長(柄本佑さん)とは、少女の頃に知り合い、惹かれ合うも、身分差に阻まれ。別の男性と結婚するも死別。娘を育てながら、「源氏物語」を書き始める大河ドラマ『光る君へ』の第6話「二人の才女」。
まひろは道長と距離を取るため、そのライバルの左大臣家で間者を続けることを決断。一方、道長は道兼(玉置玲央さん)の口から、まひろの母の事件をもみ消したのが兼家(段田安則さん)であることを知り、一家が背負う闇の深さに戦慄を受ける。
花山天皇(本郷奏多さん)をバックに、宮中内で力を増す藤原義懐(高橋光臣さん)ら。藤原公任(町田啓太さん)らをも味方に引き入れようとする動きに対し、藤原道隆(井浦新さん)は若い貴族たちを招いて漢詩の会を開催。道長は出席しないと思い込んだまひろも参加するのですが…。
現れた道長の漢詩は、明らかにまひろのことを詠っていて、まひろもそのことに気が付き。
「下賜の酒は十分あるが、君を置いて誰と飲もうか。宮中の菊花を手に満たして、私は一人、君を想う。君を想いながら菊の傍らに立って、一日中君が作った菊花の詩を吟じ、空しく過ごした(「オリコン」記事から引用)」
その後、まひろのもとに道長から和歌が届きます。『ちはやぶる 神の斎垣も超えぬべし 恋しき人の見まくほしさに』とこちらはよりハッキリとしたラブレター。一気に恋愛モードが高まった回ではありますが、結ばれることはないんでしょうね。
清少納言(ききょう)役でファーストサマーウイカさんが初登場。キャラの強さもあってか少し浮いているように見えましたが、今後は修正されていくのでしょう。花山天皇が寵愛した藤原よし子(井上咲楽さん)が突然亡くなり、陰陽師・安倍晴明(ユースケ・サンタマリアさん)の呪詛か。