ドラマ日記『アイのない恋人たち』(第5話)
2024年の東京を舞台に、「3回あった女性とは連絡を絶つ」と決めている33歳の売れない脚本家・久米真和(福士蒼汰さん)など、恋愛偏差値が低いワケあり男女7人が織り成す愛の物語『アイのない恋人たち』の第5話。
真和は今村絵里加(岡崎紗絵さん)と、淵上多聞(本郷奏多さん)は冨田栞(成海璃子さん)と、男女間の肉体関係をめぐってぎくしゃくした関係に陥る。一方、停滞する二組とは対照的に、郷雄馬(前田公輝さん)と近藤奈美(深川麻衣さん)のカップルは結婚に向けまっしぐら。
結婚式における波乱の展開といえば、古い所ではダスティー・ホフマン主演の映画『卒業』がありますが、ドラマでも時々見かけます。例えば、木村拓哉さんと山口智子さんのW主演『ロングバケーション』では、山口さん演じる南が、結婚式当日に相手が失踪するところから始まりました。
本作でも、少しずつ気持ちに綻びが生まれていた雄馬と奈美が、結婚式前日に大喧嘩。当時もパーディー会場の皆の前には現れず、二人共に失踪。それぞれに家に戻っていきました。
言葉の行き違いやタイミングなどもあり、多聞と栞、真和と絵里加の関係も終了。全組が破局となりました。「こうしてまた、みんな一人ぼっちに戻っていく」の真和のナレーション。
ラスト。ホテルで行為を終えて、時計に八つ当たりする愛(佐々木希さん)や、マッチングアプリで知り合ったであろう新たな女性(高梨瑞樹さん)とホテルに入る真和など、複雑な心境のそれぞれが描かれて終了。
「どうせ、人は一人で生まれて、一人で死んでいく」
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