俳優ノート『柳葉敏郎さん』
気になる俳優さんの出演作についての覚え書き「俳優ノート」。今回は、2021年夏ドラマ『ザ・ハイスクール ヒーローズ』に出演する柳葉敏郎さん(ギバちゃん)。融合事務所所属。
「劇団ひまわり」所属後、俳優デビュー。1983年、バラエティ『欽ドン!・良い子悪い子普通の子おまけの子』で人気を博すると共に、「一世風靡セピア」のメンバーとして、『前略、道の上より』で歌手デビューし、ヒット。
その後、俳優業を本格化。トレンディードラマにも多数出演。『男女7人秋物語』(1987年)『ニューヨーク恋物語』(1988年)『愛しあってるかい!』(1989年)を経て、『すてきな片想い』(1990年)に出演。ヒロインの中山美穂さんに、私的に100本のバラを送ったエピソードは有名。
中山美穂と柳葉敏郎共演によるトレンディドラマ。海苔問屋に勤める平凡なOL・与田圭子(中山さん)が、おもちゃメーカー勤務のサラリーマン・野茂俊平(柳葉さん)と紆余曲折の末、両想いになるまでを描いた純愛ストーリー。
『沙粧妙子-最後の事件-』(1995年)と同じ刑事もので、柳葉さんの代表作となったのが『踊る大捜査線』シリーズ(1997-2012年)。柳葉さんは、現場(所轄)に理解を示し、板挟みになる警察官僚・室井役を好演。
大ブームを巻き起こした織田裕二主演の刑事ドラマ。青島(織田さん)は、脱サラして警察官となり、3年後に念願の刑事に。赴任先は台場にある湾岸署の強行犯係。期待と希望に胸を膨らませて新地に赴くが、初日から完璧な階級社会で生きる刑事たちの現実を目の当たりにする…。
『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』シリーズ(2008-2010年)なども有名ですが、最後は『きらきらひかる』シリーズ(1998-2000年)。法医学ものの傑作で、柳葉さんはここでは警察ではなく、主人公・天野(深津絵里さん)の上司の監察医役。
医大生・天野ひかるは卒業パーティーで起こったガス爆発事故で見た法医学者・杉裕里子(鈴木京香さん)の颯爽とした姿惹かれ、監察医を目指す。それはひかる自身にとって、監察医務院の先輩たちにとって、杉裕里子にとっても、いくつもの輝くような真実への旅の始まりだった…。
ちなみに、今度のドラマ『ザ・ハイスクール ヒーローズ』では、柳葉さんは中山美穂さんと再共演。同じシーンに登場すれば、かなりの胸アツなんですが、果たしていかに。