ドラマ日記『六本木クラス』(第11話)&『純愛ディソナンス』(第10話)
巨大企業の跡取り息子・長屋龍河(早乙女太一さん)が引き起こした事件により、絶望の淵に立たされた宮部新(竹内涼真さん)が、龍河に罪を償わせることと、事件をもみ消した父親・茂(香川照之さん)に土下座させることを人生の目標とした復讐劇『六本木クラス』の第11話。
葵(平手友梨奈さん)に背中を押されたりく(さとうほなみさん)は、料理対決の決勝に臨むことを決意。この一件で新たち「二代目みやべ」のメンバーは、さらに結束を強める。
テレビ番組での料理対決で「みやべ」が見事に優勝。約束通り、投資家・田辺(倍賞美津子さん)から100億円の融資を受け、4年後には業界2位の企業に急成長。しかし、トップはまだ茂の会社「長屋」で…。
4年の時を経て、「みやべ」は大企業らしいオフィスに。新や葵のファッションも洗練され。龍二(鈴鹿央士さん)は留学から帰国し、有力な後継者候補に。龍河も刑務所から出所。そして、茂は余命半年と判明。自らの手で倒すまで「まだ死ぬな」と連絡した新。生気を取り戻す茂。
新への好意を常に口にしてきた葵。4年前には絶対的な自信があった優香(新木優子さん)は不安に。
そんな中、優香からの飲みの誘いの電話を巡って、新と葵のシーン。普段と違う新に「もしかして、やっと私が女に見えてきたんですね?」尋ねる葵に、「バカなこと言いなさんなっ!」と、明らかに動揺する新(笑)。残りあと2回。
教師の新田正樹(中島裕翔さん)と生徒の和泉冴(吉川愛さん)が、5年後に再会。二人の微妙な関係が周囲に歪みを生み、破滅へと向かっていく『純愛ディソナンス』の第10話。
正樹のもとに、服役中の元同僚・加賀美(眞島秀和さん)から手紙が届いた。手紙には「すぐそばに禍が迫っている。過去からは、逃れられない」と書かれていた。加賀美と接見した正樹は、手紙の言葉の意味を尋ねた。
結局、賢治(光石研さん)の会社に戻った正樹は、父・秀雄(神保悟志さん)が理事長をしていた「立秀学園」の土地の売買契約に実家に戻り、父が認知症だと知り。一方、冴は静(富田靖子さん)が胃がん再発していると初めて聞かされ。いつまでも、肉親の呪縛から逃れられない二人。
そんな中、静や愛菜美(比嘉愛未さん)の兄・北都(和田正人さん)に、正樹や冴の情報を流していたのは、ネットの考察通り晴翔(藤原大祐さん)だったと判明。さらに、晴翔は加賀美の息子で、その不倫相手だった由希乃(筧美和子さん)を殺害したのは自分だと語り。
理由は加賀美が逮捕後、母親が自殺したため、正樹を逆恨みしての犯行でした。眞島さんと藤原さんといえば、『おじさんはカワイイものがお好き。』でも共演。藤原さんは、眞島さん演じる主人公の甥を可愛く演じていましたから、今回の怪演とのギャップが凄かったです。
賢治からの手切れ金を最初は断った冴ですが、母の胃がんの治療のために最終的には500万円を受け取り、正樹に別れ話。そして、晴翔に母校の屋上にに呼び出された冴。晴翔の正体を知り、絶体絶命。晴翔から連絡を受けた正樹は、学校へ向かうのですが…最終回に続く。