見出し画像

ドラマ日記『宙わたる教室』(第8話)

新宿にある定時制高校。理科教師の藤竹(窪田正孝さん)の導きにより、教室に「火星のクレーター」を再現する実験で学会発表を目指すが、様々な困難が立ちはだかり…実話に着想を得た胸熱の感動ドラマ『宙わたる教室』の第8話。

惑星探査“しののめプロジェクト”の予算決定に大きな影響力を持つ石神教授(高島礼子さん)。JAXAでは彼女が設定した非情とも言える目標を達成するために、相澤(中村蒼さん)が開発を急いでいた。

学会発表が迫り、焦る科学部メンバーたち。中でも、研究者になる「夢」を抱いてしまった岳人(小林虎之介さん)は顕著で、イライラを募らせて仲間たちからも孤立化。

そんな中、岳人が更生し、夢に向かっている姿が気に入らないかつての不良仲間・三浦孔太(仲野温さん)が、科学部の部室に乱入し、実験装置などを破壊。三浦の野郎(怒)。

アンジェラ(ガウさん)の怪我の心配より、装置が壊れたことに苛立つ岳人と口論となった長嶺(イッセー尾形さん)。二人はついに取っ組み合いになり、藤竹が仲裁に入ろうとするのですが…科学部廃部の危機。

一方、多忙な中、恩師の伊之瀬(長谷川初範さん)とNASAの研究員ノア・ラングレーを迎えてJAXAを案内していた相澤は、またもやタイミング悪く石神に見つかり叱責されます。

藤竹の存在に強いこだわりを持っている石神に、二人の間に何があったかを聞いた相澤でしたが、答えはなく。藤竹を「取るに足らぬ不要な小石」と言い放つ石神に、「見くびらない方がいい」と反論できた相澤に拍手。

ラストは藤竹と岳人のシーン。一人で実験器具の修理を続けていた岳人ですが、一人ではどうしようもできないと思い知ったのでしょう。これまで様々なことを諦めてきた人生。諦めることに慣れていると思い込んでいた岳人でしたが、「諦めるのって、やっぱ辛えは…」と涙を流し。

次回予告には、朝ドラ『エール』で窪田さん演じる主人公の弟を演じた佐久本宝さんが本格登場(初回にチラッと幻?みたいな形で出ていました)。藤竹の過去が明らかになる第9話のようです。


いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集