ドラマ日記 『Destiny』&『くるり〜誰が私と恋をした?〜』(第4話)
横浜地方検察庁中央支部の検事・西村奏(石原さとみさん)が封印したはずだった、青春時代の「光と影」。抗えない運命の中でも、自分の意志を貫いて突き進む奏の姿を描く、20年の時をかけたサスペンスラブストーリー『Destiny』の第4話。
横浜地検にいる奏を訪ねて真樹(亀梨和也さん)がやってくる。そこで真樹は“12年前のあの日”車の中で起こった衝撃の事実を語り始める…。その告白をきっかけに、≪20年前の奏の父・英介(佐々木蔵之介さん)の死≫と≪12年前のカオリ(田中みな実さん)の事故死≫の事件が繋がっていく。
前回、衝動的にキスしてしまった奏と真樹でしたが、お互い大人ですから忘れようという流れになり。まっ、往々にしてありますよね、そういうこと。それでいて、横浜地検に思い出のバニラアイスを手土産で持ってくる真樹。そういうとこだぞ、無意識に罪作りな男。
結局、カオリが衝動的に無理心中を図り、それを止めようとした真樹の指紋がハンドルに付着。「俺が殺した」という真樹の言葉は、カオリを止められなかったという自責の念から出たものでした。
生前、カオリが真樹の父・浩一郎(仲村トオルさん)に会いに行っていたことも新たに判明。カオリが真樹に言っていた「奏のお父さんは殺されたんだよ」の言葉は、直接という意味ではなく、間接的にってことでしょうか?
知美(宮澤エマさん)もまた、カオリに不用意に情報を流したことを密かに後悔していました。たしかに、就活に苦戦しているカオリへの「就職でも頼みに行ったの?」の言葉は、ナイフのような切れ味の悪意。
奏のことを半人前扱いしていた支部長の大畑(高畑淳子さん)ですが、奏の姿勢の変化を認め、英介の特捜部時代の部下・新里龍一(杉本哲太さん)を紹介してくれました。
一方、奏の婚約者でもある医師の貴志(安藤政信さん)の診察を受けた真樹の病気が胆嚢がんと判明。そのやり取りからすると、ステージがだいぶが進んでいるということなのかな。真樹が奏に言った「俺は終われない」という言葉もそれを裏付けているような…。
次回、第一部終了だそうです。
記憶を失った緒方まこと(生見愛瑠さん)24歳の手元に残された1つの男性用の指輪・・・。指輪がピッタリとはまる3人の男たちの登場で、恋の四角関係が幕を開ける。“恋の相手”と“本当の自分”を探すラブコメミステリー『くるり〜誰が私と恋をした?』の第4話。
GW真っ只中の5月5日はまことの誕生日。誕生日は大人も子供みたいにニコニコになれる『大人のこどもの日』と美緒(村方乃々佳さん)が言うが、まことは誰からも祝ってもらえないのではないか?と不安になる。
店の常連客となった律(宮世琉弥さん)からデートの誘いを受けたまこと。指輪職人の杏璃(ともさかりえさん)が、まことの誕生日に特別に休みをくれたことから、律にOKの返事。
当初、一目惚れと称していた律が、実は記憶を失う前のまことと頻繁に会っていたことが回想で示され、その時の記憶を頼りに、デートコースをセレクトしていました。自然と手繋ぎまで持っていった律でしたが、ここで会社にトラブル。まことの後押しもあり、ハグした後、一旦戻ることに。
東京タワーの見える位置から律を待つまこと。その写真をアップしたことから、公太郎(瀬戸康史さん)と朝日(神尾楓珠さん)もまことの元に駆けつける展開。最初に到着したのは公太郎。
ロスフラワーで作ったバースデーケーキをまことにプレゼントするも、ロウソクを忘れてきたことから、“エアー”で消そうとするのですが、その瞬間ケーキのバックでロウソクのように輝く東京タワーが消灯するという粋な演出。
そこに遅れて、律と朝日も参上。4人は香絵(丸山礼さん)のカフェでまことの誕生日を祝うことに。まことたちがケーキを選んでいる間、律に「一目惚れって嘘だよね?」と問い質す公太郎。そんな公太郎の元彼も嘘のようで…。次回はもう一つの謎である、まことの母(坂井真紀さん)が登場。
同時間帯、NHKでは『燕は戻ってこない』が遅れてスタート。リアルタイムではそちらを見て、本作はTVerで追いたいと思います。
余談」「NHKプラス」が不具合で、昨夜はパソコンで『愛し君へ(→光る君へ)』が見られず→スマホにアプリをダウンロード→視聴可能に。でも、やっぱり大きな画面で見たいんですけど…。