ドラマ日記『無能の鷹』(第4話)
見た目は有能、中身は無能!?有能オーラが半端ないのに、圧倒的無能なヒロイン・鷹野ツメ子(菜々緒さん)が、全然気にせず清々しく生きちゃう超・脱力系お仕事コメディ『無能の鷹』の第4話。
ダルそうにプリンターで資料を印刷し、ホチキス留めする雉谷(工藤阿須加さん)。雉谷が作った資料…それは《部長の離乳食》なるもので、専門用語に不慣れな部長・朱雀(高橋克実さん)用に雉谷が必要最低限の内容をまとめた“アホ専用資料”。
毎回、一人の社員がフィーチャーされる本作。初回は鶸田(塩野瑛久さん)、第2話は鳩山(井浦新さん)、第3話は鵜飼(さとうほなみさん)、そして今回は雉谷。演じている工藤さんは伝説の元プロ野球選手・工藤公康さんの息子さんで、当初は好青年の役が多かったですが、近年は幅も広がり。
先輩の鳩山を尊敬しつつも、「都合が良い人」である彼を反面教師にするかのように、社内でトラブルに巻き込まれないよに常に先回りし、上手く立ち回る雉谷。ときには、面倒事を他人にそれとなく押し付ける悪知恵も身に着けるなど、会社内で生き抜く術は上級者なのですが…。
一方で、メンヘラ気味の彼女・真美(市川美織さん)に振り回される雉谷を、工藤さんがコミカルに演じつつ、最後は鷹野がまたもや「奇跡」を起こして営業成功という流れ。
次回は老害部長・朱雀(高橋克実さん)の回。
余談:TVerでも配信されている『週刊フジテレビ批評 The 批評対談』における、毎クール恒例の「2024秋ドラマ辛口放談 前編」。コメンテーターの一人である大島育宙さんとは、いつも評価するドラマが一緒な上に、視点も被ることが多く。NHK『宙わたる教室』が100点評価なのはさすがだなと。
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