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ドラマ日記『モンスター』(第8話)

“常識”にとらわれず、“感情を排除”して相手と向き合う得体の知れないモンスター弁護士・神波亮子(趣里さん)が、まるでゲームのように法廷闘争に立ち向かう、異色のリーガル・エンターテインメント『モンスター』の第8話。

16歳の少年達の闇バイトによる強盗致傷事件が発生。その首謀者の少年・栗本颯(坂元愛登さんの弁護依頼を受けた亮子と杉浦(ジェシーさん)はこの事件が“ごっこ遊び”であったことを知り…。

放送された2日、流行語大賞の年間大賞に「ふてほど」が選ばれましたが、この正式名称であるドラマ『不適切にもほどがある!』にメインキャストの一人として出演し、一躍知名度を高めたのが坂元さん。タイミングのいいこと。

検察側は、闇バイトの背後にいるキング(丸藤慶治さん)を捕まえるために、他の少年3人と取引して、栗本がキングから指示された起こした事件という「絵」を書いていました。

しかし、被害者である橘清美(石野真子さん)は栗本と同じスーパーで働いていて交流があり、検察側が物証として提出したマスクの領収書も、二人がハロウィンを楽しんだものと判明。

高齢で働き口がなかった清美は、妹の戸籍を使ってスーパーで働いていたことも明らかになりますが、裁判員の感情に訴えることで、情状酌量狙い。栗本も無罪となりました。

水谷豊さんと伊藤蘭さんの娘である趣里さんは、七光りと言われないように、親の名前を前面に出すことなくキャリアを積み重ねてきた印象ですが、朝ドラ『ブギウギ』主演の大役を経て、もう気にならないのか、水谷さんの『相棒』や『ブギウギ』のパロディも楽しそうでした。

余談:昨日のTBSラジオ『安住紳一郎の日曜天国』では、冒頭から中山美穂さんを追悼して、「世界中の誰よりきっと」と「色・ホワイトブレンド」をフル放送。曲が流れた直後、アシスタントの中澤有美子さんの涙声がなんとも…。

個人的には、「遠い街のどこかで…」をリクエストしたいと思います。唐十郎さんと李麗仙さんの息子という、サラブレッド俳優・大鶴義丹さんがトレンディー俳優だった頃。ドラマ『逢いたい時にあなたはいない…』で共演しました。




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