ドラマ日記『俺の家の話』(第6話)&ドラマ日記『バイプレイヤーズ』(第8話)

プロレスラーの寿一(長瀬智也さん)が、能楽師の父・寿三郎(西田敏行さん)を介護することに。謎の女性ヘルパー・さくら(戸田恵理子さん)を巻き込んだホームドラマ『俺の家の話』第6話。蒼井優さんも登場(名前だけ)。

25年ぶりの家族旅行へ出発した観山家。やっと目的地へと到着し、夕食を終えた一行だったが、寿三郎が近くの温泉旅館の女将に会いたいと言い出す。それは、かつて寿三郎がプロポーズした女性で・・・というストーリー。

寿三郎の過去の女性への謝罪旅行はあっさり。宿泊先のスパリゾートハワイアンズに到着、ムード歌謡グループ「潤 沢」たかっし(阿部サダヲさん)に頼まれた代役舞台が最大の見せ場に。そこに山賊抱っこを求めてやってきたさくらが絡む展開。大衆芸能と古典芸能という、実は深い隠しテーマも。

小ネタ多めのクドカン作品ながら、今回はいつも以上に多め。映画『フラガール』から「蒼井優いる?」、なかにし札&筒美洋平、鶴光「ええか…」などなど。西田さんの「マイウェイ」で感動的に締める流れも完璧な神回。楽しかったなあ。もう一回見よ。

続いて、テレ東ドラマ。日本を代表する名脇役たちが、本人役を演じて話題を呼んだシリーズの第3弾『バイプレイヤーズ〜名脇役の森の100日間〜』の第8話。能年玲奈さんも登場(名前だけ)。

朝ドラ『べじたぶる』のヒロインが降板!?そのニュースを聞きつけた民放各局の女優たちは、自分に声が掛かるかもしれないと色めき立っていた。そんな時、尾美としのりが吉田羊、芳根京子、本田望結、富田望生と次の朝ドラヒロインが誰なのかを予言し始めて…というストーリー。

1999年からの朝ドラヒロインを、全て当ててきたという尾美さん。「能年玲奈も有村架純も」って、『あまちゃん』で能年さんの父親を演じた尾美さんに言わせる、しかも「のん」ではなく「能年玲奈」。テレ東最強である。

予言に登場した朝ドラヒロイン像の、「姉御肌」≒吉田さん、「経験豊富」≒芳根さん、「癒し系」≒富田さん、「キュート」≒本田さんが見事に当てはまっていて、なおかつ、それらを全て備えていたのが、腰痛で朝ドラヒロイン降板危機だった池谷のぶえさんというオチが秀逸な神回。 



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