ドラマ日記『無能の鷹』(第3話)
見た目は有能、中身は無能!?有能オーラが半端ないのに、圧倒的無能なヒロイン・鷹野ツメ子(菜々緒さん)が、全然気にせず清々しく生きちゃう超・脱力系お仕事コメディ『無能の鷹』の第3話。
彼女はこんなにも無能なのか?能ある鷹が爪を隠しているだけなのではないかー?《社内CIA》の異名を持つ鵜飼(さとうほなみさん)は、鷹野の正体を疑い“緊急取調室”を始動。最近は「恋のため」という理由で早退をしたり、炊き出しに参加したり、募金活動をしている姿が目撃されたという。
さとうほなみさんは、バンド「ゲスの極み乙女」のメンバーである「ほな・いこか」と同一人物。当初はミュージシャン俳優的に見ていましたが、『六本木クラス』『あなたがしてくれなくても』の主要キャストを経て、完全に女優業が本業化していて、演技も素晴らしいなと。
そんな彼女が演じる鵜飼がフィーチャーされると共に、開発部の鵙尾弓(土居志央梨さん)とのかつての友情と現在の不仲のいきさつ、そして少しだけ関係改善が描かれました。
また、同ドラマのお約束になっている、無理筋な営業先で鷹野が謎の活躍をして、契約を捥ぎ取る流れを踏襲。鵜飼のラップと鷹野の手拍子で商談成立 って、そんなことある⁉(笑)。
余談:『あさイチ』に、大河ドラマ『光る君へ』で、道長役を演じている柄本佑さんが、坊主頭で登場。昔は脇役も多かったですし、キモい役や犯罪者役なども演じていきましたが、今や日本映画・ドラマの中心人物の一人。柄本明さんの息子という「二世俳優」レッテルを、完全に抹消しましたね。