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ドラマ日記『大豆田とわ子と三人の元夫』(最終回)&『着飾る恋』(第9話)

建設会社社長で、バツ3のとわ子(松たか子さん)が、元夫3人が持ち込むトラブルに振り回されながらも奮闘する、ロマンティックコメディ『大豆田とわ子と三人の元夫(まめ夫)』の最終回。世帯視聴率とドラマの質は、必ずしも比例しない典型例となる傑作でした。

ある日、とわ子は初恋の甘勝(竹財輝之助さん)と偶然再会する。それからしばらくして、とわ子は父・旺介(岩松了さん)と離婚する前の母が書いた一通の手紙を発見。母の思わぬ一面に動揺するとわ子。すると、娘・唄(豊嶋花さん)が、送り先の人物に会いに行こうと提案する。

母が愛した真が女性であった(風吹ジュンさん)ということに驚いたとわ子。唄の「恋人だったの?」という率直な物言いと、真の返しと「どれも嘘じゃない」の名言。そして、とわ子の涙。その後、真とすっかり打ち解けるとわ子の人間力よ。

英字新聞&ボーリングの伏線回収となる、日焼け慎森(岡田将生さん)のお土産シャツからの元夫ボーリング。ストーリー的なピークは前回だったでしょうが、本作らしい余韻の残る最終回、楽しい3か月でした。TBSからカンテレに移った、『カルテット』佐野亜裕美Pの今後の作品にも期待してます。

続いては、価値観の違う人々が、ひとつ屋根の下で、さまざまな恋を繰り広げるラブストーリー『着飾る恋には理由があって(着飾る恋)』の第9話。

真柴(川口春奈さん)は、自分が投稿したバックのデザイナーに、盗作疑惑が発生。盗作に加担したなどと、心ないコメントが増えはじめ、インフルエンサーとしての活動が脅かされる。さらに、駿(横浜流星さん)のもとに北海道で店を任せたいというスポンサーが現れ、駿の心は揺れ動く。

前回、真柴との豪華ディナーを、祥吾(向井理さん)に先を越された駿でしたが、翌朝にはあっという間に仲直り。これで上手くいくかと思いきや、ネット炎上で真柴は追い込まれ、新店舗の件で駿とぶつかってしまい…。ラストは、祥吾に頼った真柴がその胸の中に、という展開。それもまたあり!?

来週は最終回。駿と真柴と祥吾、陽人(丸山隆平さん)と彩夏(中村アンさん)、礼史(生瀬勝久さん)と香子(夏川結衣さん)の三組が果たしてどうなるか。祥吾が真柴をトルコにバイヤー見習いで誘い、駿は函館の新店で帰りを待つ。しかし真柴は…という意外性のあるラストも面白いけどなあ。


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