結を巡る3人の男子たち…今週の『おむすび』(第3週)
“ギャル”の主人公・米田結(橋本環奈さん)が、あることをきっかけに “人のために役立つ喜び”に目覚め、“栄養士”を目指し、激動の平成から令和であっても、思いっきり楽しみ、時に悩みながら生きていく朝ドラ『おむすび』の第3週「夢って何なん?」。
佐藤珠子(谷藤海咲さん)の指導で、ハギャレンのメンバーと共に、結がパラパラを練習していた月曜日。それをたまたま見かけた幼馴染の古賀陽太(菅生新樹さん)は、結が不良に絡まれていると勘違いし、尾行。
一方、幼馴染の井出康平(須田邦裕さん)から、地域を盛り上げるために糸島フェスへの協力を求められた結の父・聖人(北村有起哉さん)でしたが、神戸に戻りたい気持ちがあって…。結はハギャレン活動で結が門限破り。陽太は結を庇って、謝罪。「実は俺たち、付き合っとるんです」と爆弾発言。
陽太の言葉を本気にした聖人が、黄昏ていた火曜日。妻の愛子(麻生久美子さん)らには、嘘だとお見通しでしたが、高1の結が男と付き合うのはまだ早いという聖人に、結の祖父・永吉(松平健さん)が「お前なんか、中3の時に、畑で彩子とチューしとったやないか」と暴露され、二人は大喧嘩。
家を飛び出し、スナック「ひみこ」に向かった聖人。ひみこ(池畑慎之介さん)に愚痴をこぼす形での回想シーン。永吉のホラ男爵ぶりと、無理があり過ぎる聖人の高校生姿。敢えて狙ったコント演出。
結が放課後に風見先輩(松本怜生さん)に呼び出された水曜日。同じ書道部の恵美(中村守里さん)から、風見が小柄な女性がタイプだと話していたことを聞き、告白かも!?とドキドキの結。
が、風見が興味を持っていたのは、結が使っていた野菜染めの書道グッズ。休日、結の家で祖母・佳代(宮崎美子さん)から製法を教わる風見。書家になるという夢に向かって、試行錯誤していたのでした。その後、ハギャレンメンバーがいつものように集まっていると、警察の少年係がやってきて…。
天神で起きていたカツアゲ事件の余波で、ハギャレンメンバーがパラパラの練習の場を制限された木曜日。それを聞いた愛子の発案で、聖人が会合に出ている間、結宅で練習をすることに。愛子が名古屋の元スケバンであったことも判明。
結が駅までハギャレンメンバーを見送った後、困っている栃木弁の女性を発見。住所のメモを見て、近くなことから連れていくことになり。目的地について現れたのは、「鬼怒川の河童」こと四ツ木翔也(佐野勇斗さん)。女性は翔也の母親・幸子(酒井若菜さん)でした。
聖人が神戸に戻る可能性を、結に話した金曜日。翔也から再びイチゴをもらった結は、彼がメジャーリーグという夢を目指して、着実にステップアップしていることを知り。自らの農家を継いで、平穏無事という未来について悩む中、姉の歩(仲里依紗さん)の部屋で「ギャルの掟」色紙を発見。
天神親不孝通りで、結らがカツアゲグループを目撃。見た目から、自分たちと同じだと主張する彼女らに、結は「ギャルの掟」で反論。警察が到着し、御用となりました。そして、突然の歩の帰宅。髪の毛は「黒」でした。
結を巡る同年代の3人の男子たちが深掘りされた週でした。陽太は幼馴染枠ですが、恐らく結にとってアウトオブ眼中。風見先輩はミスリードの咬ませ犬。本命は『木更津キャッツアイ』のモー子こと、酒井若菜さんが母親役の翔也でしょうね。
余談①:城田優さんらの『モニタリング』今週も面白かったです。
余談②:『相棒』新シーズン初回。拡大SPだったので、1話完結かと思いましたが、いいところで次週に続くでした。