ドラマ日記『ハヤブサ消防団』(初回)
スランプ気味の作家・三馬太郎(中村倫也さん)が亡き父の故郷、山間の“ハヤブサ地区”に移住。地元の消防団に加入したのを機に、太郎は連続放火騒動に巻き込まれる戦慄のホラーミステリー『ハヤブサ消防団』の初回。
亡き父の故郷、長閑な“ハヤブサ地区”に移住したスランプ気味の作家・三馬太郎は、地元の消防団員である藤本勘介(満島真之介さん)らと出会い、消防団への入団を決意。そして、この火災が連続放火である可能性を知り…⁉そんな中、太郎は立木彩(川口春奈さん)に出会い…⁉
小劇場出身の実力派俳優たちで、ガッチリ脇を固めた濃い目の本作。生瀬勝久さんは「劇団そとばこまち」、橋本じゅんさんは「劇団☆新感線」、梶原善さんは「東京サンシャインボーイズ」といった具合。
新天地に移住し、原稿は進み、当初は断った消防団にも入団するなど、人生前向きに動き始めた太郎でしたが、言葉を交わし、親切にしてもらった山原浩喜(一ノ瀬ワタルさん)が水死体で発見されるという不穏エンド。
初主演した配信ドラマ『サンクチュアリ -聖域-』が大きな話題となった一ノ瀬さん。『アンナチュラル』第8話では焼死した元ワル役。元消防士の父に当初は誤解されていたものの、後に最後まで人命救助に当たっていたことが判明。なんだか、縁のある役ですね。
池井戸潤さんの原作は未読なので、ネタバレを踏まないように気をつけて最後まで見ること確定の当たり作。脚本は『ドクターX』や『サイン-法医学者 柚木貴志の事件-』など、テレビ朝日ドラマの常連である香坂隆史さんなので安心感。