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ドラマ日記『スカイキャッスル』(最終回)

華麗なる勝ち組セレブ妻たちが暮らす《高級住宅街「スカイキャッスル」》だが、一皮むけば猛烈な見栄とプライド、そして愛憎が渦巻く《嵐の戦場》だった…美しきセレブ妻たちのドロ沼マウントバトル・サスペンス『スカイキャッスル』の最終回。

山田未久(田牧そらさん)の落下死亡事件を捜査する警察が南沢泉(木村文乃さん)の息子・青葉(坂元愛登さん)を逮捕した。南沢夫婦はもちろん、隣人の浅見紗英(松下奈緒さん)、二階堂杏子(比嘉愛未さん)らも無実を証明するため奔走。

韓国ドラマのリメイクだった本作。韓国版が全20話なのに対し、日本版は全9話ということで、最終回は超高速展開、かつキャラ変の嵐(笑)。

まずは病院の不正隠蔽に加担していた浅見英世(田辺誠一さん)ですが、亡くなった未久が自分の実の娘だと知り改心。不正をマスコミに告発し、自らは辞職。まあ、実家が大金持ちなので路頭に迷う心配はないんでしょうが。

未久のスマホを壊して処分していた紗英は、当初は泉の訴えをスルーしていましたが、真珠(白山乃愛さん)がそれを密かに回収していることを知り改心。泉に協力し、データーを復元。事件の真相に辿り着きました。

一方、二階堂家では息子・翔(柴崎楓雅さん)の裏口入学を画策していたモラハラ夫の亘(鈴木浩介さん)と口論になった杏子がビンタをくらわせ、離婚届を突き付けます。後日、改心した亘がエプロン姿でゴミ出しする姿も(笑)。

試験問題買収の件で、受験コーディネーターの九条(小雪さん)と裏取引を持ちかけていた未久。その後現れた九条の秘書・永峰(前原滉さん)が、未久の携帯を取り上げようとして揉み合いになった末の転落事故でした。

九条がこれまでも担当した受験生の母親を自殺に追い込んでいたのは、自らも母・静江(水木薫さん)に教育虐待を受けていて、その復讐のために自殺未遂に仕向けた過去がありました。あっさり九条は逮捕されましたが、青葉を見て謎の微笑み。意味深。

ツッコミどころの多い作品でしたが、最後まで楽しめました。


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