映画日記『名探偵コナン 黒鉄の魚影』
定期的に映画館で、映画を観る新習慣の第22弾。今回は、4月14日公開の『名探偵コナン 黒鉄の魚影(くろがねのサブマリン)』。興収31億円の首位スタート。シリーズ初の興収100億円超なるか。
世界中の警察が管理する防犯カメラをつなぐための海洋施設「パシフィック・ブイ」が、東京・八丈島の近海に建設される。そのころ、江戸川コナンも鈴木園子の招待で八丈島を訪れていた。ユーロポールの職員が黒ずくめの組織に殺害されたという情報がコナンにもたらされ、不穏に思ったコナンがパシフィック・ブイに向かうと、そこで黒ずくめの組織によるエンジニアの誘拐事件が発生する(シネマトゥデイから引用)。
大ヒット確実なだけに、近くのシネコンのスクリーンの多くが本作で占拠。それでもネットで予約して行きましたが、250席ほどの3割ぐらいの客数。まあ、田舎の平日の昼ですから、そんなものですかね。
TVerでは本作とリンクした『名探偵コナン』シェリー特集が組まれていますが、今年放送された「灰原を狙うカメラ」は、映画の伏線の一つにもなっているので、事前に見ておいた方がいいでしょう。
以下ネタバレあります。
本作に限らず、人気映画シリーズは興収が伸びれば伸びるほど、制作費や設定、ストリーが大きくなりがちで、ツッコミどころが多くなるのは致し方ないところ。
それでも長年愛され続けているのは、キャラクターたちの魅力なのかなと。というわけで、一番好きな灰原哀(宮野志保=シェリー)にフィーチャした本作だけに大満足。終盤の海中シーンではあんなことも…そしてそれを蘭に返す百合。
エンディングの主題歌はスピッツの「美しい鰭」。様々なご意見があるようですが、バックを実写にしたのは正解かな。ラブストーリーという側面に寄り添いつつ、媚び過ぎない感じがスピッツらしい。