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ドラマ日記『最高のオバハン中島ハルコ』(初回)

超絶セレブの美容外科医・中島ハルコ(大地真央さん)が、グルメ雑誌編集者の菊池いづみ(松本まりかさん)を振り回しながら、世の庶民の悩みをばっさばっさと斬り倒していく痛快エンタメの第3弾『最高のオバハン中島ハルコ~マダム・イン・ちょこっとだけバンコク~』の初回。

40歳になったグルメ雑誌編集者・菊池いづみはタイ・バンコクに来ていた。ネットで知り合ったタイ在住のシンガポール人男性とデートの約束があったのだが、すっぽかされたことに気付くいづみ。そこに毒舌満載の名古屋マダム・中島ハルコが象に乗って現れる。

2021年からスタートした『最高のオバハン 中島ハルコ』シリーズ。大地さんがハマり役な上に、松本さんとの主従コンビも相性がよく、第三弾に至ります。

初回は世界遺産であるアユタヤ遺跡を貸し切るなど、タイの現地ロケが一つの見どころ。2話目以降は日本がメインになるようですが、タイのイケメン御曹司役で出演している同国の国民的俳優ジー・スッティラックさんは引き続き出演するようです。

国際的な投資詐欺やロマンス詐欺の背後にいたタイ人のタコでしたが、実は日本人のライトノベル作家・栗田ミレイ(緒方ありささん)が弱みを握って操っていたという、正直ストリー的にはあれでしたが、相変わらずのハルコ節がさく裂し、力業で乗り切った感。

放送された1月4日は、偶然にも大地さんの元夫である・松平健さん主演の『新☆暴れん坊将軍』も放送されていました、放送時間は被っていませんが。大地さんが68歳、松平さんが71歳、どちらもまだまだお元気ですね。

余談:『NHKスペシャル』で始まった「新ジャポニズム」シリーズ。大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』に主演している横浜流星さんをナビゲーターにしたバリバリの番宣ですが、内容的にも面白く。

第1回は、アニメも含め世界に10億人のファンがいると推計されている日本の漫画がテーマ。西洋の印象派にも影響を与えた浮世絵による「ジャポニズム」が再びというストーリー。

「同調圧力」が強い社会ゆえに、「解放区」としての多様な漫画文化が生まれたという見立て。いまや二等国になり下がり、自信を失った日本人を鼓舞するような意図もあるのでしょう。


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