ドラマ日記『おむすび』(初回)
“ギャル”の主人公・米田結(橋本環奈さん)が、あることをきっかけに “人のために役立つ喜び”に目覚め、“栄養士”を目指し、激動の平成から令和であっても、思いっきり楽しみ、時に悩みながら生きていく朝ドラ『おむすび』の初回。
平成16年、福岡県糸島で農業を営む父・聖人(北村有起哉さん)、母・愛子(麻生久美子さん)、祖父・永吉(松平健さん)、祖母・佳代(宮崎美子さん)と暮らす米田結は、高校に入学した。放課後、海を見によく行く漁港で、不測事態に遭遇する。
ガラケーも登場するノスタルジックでポップなオープニング。B'zの主題歌「イルミネーション」と共に、平成初期を彷彿とさせます(イラストは昭和感)。敢えて狙ったのでしょうが、前作『虎に翼』がまだ抜けてないので、比べるのもあれですが、正直ダサい(笑)。
地元福岡が舞台というのは嬉しい反面、方言が気になるもので、福岡市出身の橋本さんはむろん問題なく、熊本出身の宮崎さんも違和感なし。麻生さんはあまりセリフがなかったのであれですが、松平さんはいかにも博多弁を演じてます感。
結は遅刻するので「おむすび」を食べながら出発し、自転車フル漕ぎ姿をドローンで空撮され、人助けで海に飛び込み、運命の人になるであろう、四ツ木翔也(佐野勇斗さん)と好印象とは言い難い出会い。朝ドラのお約束を散りばめたのは「朝ドラへのラブレター」らしいですが、的外れ感。
割と辛めな感想を述べましたが、期待値低めで始まる朝ドラの方が、今後の展開次第では爆上がりの可能性もあるので、気楽に見ていきたいと思います。