ドラマ日記『リバーサルオーケストラ』(最終回)
元天才ヴァイオリニストで、今は超地味な市役所職員の谷岡初音(門脇麦さん)が、強引過ぎる変人マエストロ・常葉朝陽(田中圭さん)に巻き込まれ、地元のポンコツオーケストラを一流オケに大改造する、一発逆転の音楽エンターテイメント『リバーサルオーケストラ』の最終回。
負けたら解散、打倒・高階に燃える玉響は、運命のこけら落とし公演に向けて朝陽の厳しい指導に必死に食らい付く。自分たちの演奏がどんどん良くなっていることを実感して、オケのムードは高まるばかり。
前回、定期演奏会が満員にできず、いったん解散が決まった玉響でしたが、撤回され、こけら落とし公演に参加できた背景には、朝陽が公演で指揮をしない&高階フィルに移籍するという密約がありました、玉響を守るためとはいえ、朝陽の暴走。
公演に現れない朝陽。事情を知った玉響メンバー。朝陽がこの日のために、(密かに任せようと)入念に打ち合わせたコンマスの初音がいれば、演奏は可能ですが…初音は朝陽を迎えに行き、策略&籠城により朝陽を説き伏せ、演奏が始まりました。
観客は一体化し、敵役だった高階フィルのオーナー・藍子(原日出子さん)や本宮市議(津田健次郎さん)らも納得させる7分間の圧巻の演奏は、これまで毎話楽しませてくれた演奏シーンの集大成。
初音と朝陽の手繋ぎラストは、二人の音楽家としての確固たる信頼とつながり、かつ恋愛面での可能性を示しました。続編もあるかな。とはいえ、これまでバランスのいいストーリーでしたが、最終回だけちょっと強引でしたね。指揮者が公演こないというのはさすがに。
余談:「『タモリ倶楽部』に続いて『ブラタモリ』も年内終了の危機」と週刊現代が報じています。いつかそんな日は来るのでしょうが…最後は歴代アシスタント勢揃いしないかな。