ドラマ日記『最愛』(第2話)&『和田家の男たち』(初回)ほか
連続殺人の重要参考人の実業家・真田梨央(吉高由里子さん)と彼女を支える敏腕弁護士・加瀬賢一郎(井浦新さん)、そして彼女を追う刑事・宮崎大輝(松下洸平さん)らによるサスペンスラブストリー『最愛』の第2話。過去の事件の真相が早くも明らかに。
思わぬ形で15年ぶりに再会した梨央と大輝。大輝は梨央に任意同行を求め、遺体で発見された昭(酒向芳さん)との関係や、昭の息子・康介(朝井大智さん)の遺留品について尋ねる。
大輝の問いにシラを切りとおした梨央。14年前、真田家に引き取られた梨央は、久しぶりに弟の優(柊木陽太さん)と再会。優の携帯電話に残されていた動画には、康介の死の真相が撮影されていて…と2話目にしてあっさりそこはネタばらし。
持病のため記憶がなくなる優と、薬で眠らされている梨央。父・達雄(光石研さん)が、死体を埋めたという推論が有力ですが、協力者がいたのかも知れませんし、昭を殺したのが誰なのかもまだ不明。オリジナル作品だけに、今後の展開が楽しみです。
ネットニュース記者の優(相葉雅紀さん)・テレビ局報道マンの秀平(佐々木蔵之介さん)・新聞記者の寛(段田安則さん)というマスコミ一家が織り成す異色のホームドラマ『和田家の男たち』の初回。意外にも飯テロドラマでした。
勤め先が倒産し、デリバリーサービスの配達員を始めた優は、配達先で、疎遠になっていた父・秀平と祖父・寛と再会。秀平の提案で、突如男3人での共同生活をスタートすることに!そんな中、ゼミの後輩・三ツ村(正門良規さん)からの誘いで、優はネットニュースの記者を始めるが⁉
同じマスコミとはいいながら、明らかにネットニュースを下に見ている秀平と寛でしたが、牛乳入りすき焼きなどで胃袋を掴まれた二人との共同生活は良好。ある事件の裏取りに苦戦していた秀平は、優が取材したアルパカ写真を流用し…という展開。
新聞の厳格さ、テレビの狡さ、ネットニュースの危うさを、わかりやすく描いた初回。段田さん・佐々木さん・相葉さんが、それぞれのメディアをキャラとして体現。優が実は連れ子という設定が、今後なにかしらの意味を持ってくるのかな。
次の朝ドラの番宣番組『もうすぐ!カムカムエヴリバディ』が、今朝放送されました。いつものことではありますが、壮大なネタバレ映像でほぼストーリーの流れは把握しました(ただし、3人ヒロインの一人、上白石萌音さん編のみ)。
こっちにも出ている段田安則さんのセリフで「○○の子」というキーワードマまで出てるし(笑)。主人公の安子のキャラは、上白石さんに当て書きしたようにピッタリで、さだまさしさんの英語講師役も違和感なし。明るめの「ザ・朝ドラ」という作風になりそうです(29日に再放送あり)。
余談:ネットの「テレビ欄」は一週間分まで出ているので、『おかえりモネ』の最終回あらすじを読む(ネタバレ平気派)。おおっ、そう来るか。事前の予想が少しは当たったかな。