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女優ノート『門脇麦さん』

気になる女優さんの出演作についての覚え書き「女優ノート」。今回は、2021年夏ドラマ『うきわ -友達以上、不倫未満-』に主演する門脇麦さん。ユマニテ所属。

2011年に女優デビュー。2014年の映画『愛の渦』の大胆演技で注目され、その後、映画出演ラッシュ。『二重生活』(2016年)『世界は今日から君のもの』(2017年)に続き主演した『止められるか、俺たちを』(2018年)でブルーリボン賞主演女優賞を受賞した若手屈指の実力派。

テレビドラマでは、朝ドラ『まれ』(2015年)の主人公・希(土屋太鳳さん)の同級生役で知名度を高めた印象。作品の出来はともかく、山﨑賢人・柳楽優弥・中村ゆりか・恒松祐里・浜辺美波・清水富美加・高畑裕太など(敬称略)、改めて当時の演技を見直してみたい作品ではあります。

「地道にコツコツ」がモットーで夢嫌いのヒロイン・津村希(土屋太鳳さん)が、能登&横浜を舞台に、自分の原点だった「ケーキ職人」の夢を取り戻し、世界一のパティシエを目指し成長していく物語。

その後は、『探偵の探偵』(2015年)『お迎えデス。』(2016年)『リバース』(2017年)『トドメの接吻』(2018年)など、民放ドラマでも存在感を示しますが、再びのNHKドラマ『悦ちゃん〜昭和駄目パパ恋物語〜』(2017年)を挙げましょう。ユースケ・サンタマリア主演の知られざる名作。

さえない作詞家の中年男(ユースケさん)に突然訪れた、人生最大の「モテ期」。実はそれは、亡き妻の忘れ形見、10歳のおてんば娘(平尾菜々花さん)が仕組んだことだった!活気あふれる昭和10年の東京・銀座が舞台の、笑って泣ける極彩色あふれるラブコメディー。

門脇さんが演じた、架空の駒役に賛否はあったものの、やはり現時点でのドラマ代表作である大河ドラマ『麒麟がくる』(2020年)は外せないところ。様々な困難を乗り越えながらも、最後まで放送できた斬新な大河でした。結局、門脇さんと帰蝶役の川口春奈さんのWヒロインだったのかな。

下剋上の代名詞・美濃の斎藤道三(本木雅弘さん)を主君として勇猛果敢に戦場をかけぬけ、その教えを胸に、やがて織田信長(染谷将太さん)の盟友となり、多くの群雄と天下をめぐって争う智将・明智光秀(長谷川博己さん)の生涯を中心に、戦国の英傑たちの運命の行く末を描く。


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