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「年下の男の子」現る…今週の『ブギウギ』


銭湯「はな湯」の看板娘から“ブギの女王”と呼ばれる戦後の大スターになっていく花田鈴子→福来スズ子(澤井梨丘さん→趣里さん)が、暗い戦争の時代や、燃えるような恋と別れなどを乗り越え、人々に勇気と希望を与えていく朝ドラ『ブギウギ』第11週「ワテより十も下や」。

昭和18年、戦争の終わりが見えない中、スズ子(趣里)たちが地方公演先で、スズ子のファンだという学生・村山愛助(水上恒司=岡田健史さん)と出会った月曜日

愛助の宿泊先がたまたま一緒で、さらに小夜(富田望生さん)がお金を紛失して大騒ぎしていたタイミングだったことから、愛助を泥棒呼ばわり。スズ子は謝罪のため、愛助を夕食に誘い。

愛助がスズ子の歌の魅力を熱弁した火曜日。当初は愛助に、戦死した弟・六郎(黒崎煌代さん)の面影を見ていたスズ子でしたが、愛助の真っすぐな言葉と表情に、やがて惹かれ始め。

翌朝、宿泊代を半分払っていった愛助。スズ子らが汽車に乗りこむと、たまたま愛助も一緒の車両で。乗り合わせた軍人が愛助と顔見知りで、村山興業の御曹司だと暴露。マネージャーの五木ひろき(村上新悟さん)はさっそく掌返し。

この日の『あさイチ』ゲストは水上さん。冒頭から登場し、村山興業のモデルと思われる吉本興業所属の博多華丸・大吉さんは、「お坊っちゃま、お待ちしておりました」と水上さんを丁重にもてなし。

スズ子が久しぶりに大阪の「はな湯」とUSKを訪れた水曜日。懐かしい人たちとの再会を喜ぶと共に、スズ子が上京してからの顔馴染たちの結婚・出産・夜逃げなど、様々な人間模様が語られ。

東京に戻ったスズ子に、愛助からたくさんの手紙が届いていて。そんな中、愛助がスズ子を訪ねて来て、家に蓄音機があるので聞きに来ないかと、ド直球の誘い。小夜は「手籠めにする気では?」と警戒。スズ子も最初は断りますが、考え直し、「小夜も一緒なら」と愛助宅に行くことに同意。

スズ子たちが愛助宅を訪ねた木曜日。家は立派ながら、部屋は資料で散らかり放題のオタク部屋。スズ子のレコードや雑誌の評論を片手に、その魅力を熱く語るオタク愛助。

当初は小夜連れでしたが、いつの間にか二人で会うようになったスズ子。それを尾行し、スズ子の楽団事務所に乗り込んできたのが、村山興業東京支社長の坂口(メッセンジャー黒田さん)。

坂口は「一時の火遊び、やめていただきたい。恥ずかしないんでっか?十も下の大学生をもて遊んで。みっともないと思わへんか?」と釘を刺し。それを聞いた愛助は、「年の差なんて関係あらへん。僕は福来さんのことが好きです」と直球告白。

愛助の告白への返事を、「ちょっと考えさせて」と一旦スズ子が保留した金曜日。マネージャーの五木(村上新悟さん)からは、村山興業を敵に回すと、楽団の巡業にも支障が出るといわれ。

思い悩むスズ子を後押ししたのは、意外にも屋台店主の伝蔵(坂田聡さん)。スズ子と小夜のやり取りを聞き、「大事なのはな、おめえの気持ちだろう」と。意を決して、愛助宅を訪ねると、坂口が先客で来ていて、愛助に説教&スズ子の悪口。スズ子は我慢できず…で終了。

余談:滅多に見ない昨夜の『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』は、「スナックJUJU」と銘打って、昭和歌謡の歌姫たちを続々紹介。中森明菜さんの映像をここまで長く使ったのは久々ではないかな!?いや、本当にめちゃめちゃ楽しかったです。


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