ドラマ日記『宙わたる教室』(第9話)
新宿にある定時制高校。理科教師の藤竹(窪田正孝さん)の導きにより、教室に「火星のクレーター」を再現する実験で学会発表を目指すが、様々な困難が立ちはだかり…実話に着想を得た胸熱の感動ドラマ『宙わたる教室』の第9話。
岳人(小林虎之介さん)は他の部員とも衝突。誰も部活に来なくなり、科学部は空中分解してしまう。岳人は学校にすら来なくなる。藤竹は7年前のある出来事と岳人を重ね、似たような道をたどらせてしまったことに胸を痛めた。そして悩んだ末、藤竹はある人物を訪ねる。
藤竹の過去がついに明らかになった今回。石神教授(高島礼子さん)のもとで研究に携わっていた藤竹のところに、高専の生徒である金井悠(佐久本宝さん)が加わり、誰よりも熱心かつ成果もあげていたのですが、石神は「格が下がる」という理由で、論文に金井の名前を入れず。
これに反発した藤竹は大学を去り、アメリカで誰もが対等に研究者として認め合う姿に感銘を受け、こうしたことが日本でもできるのではないかと、「実験」を始めたのが定時制高の科学部でした。藤竹に自分自身を重ねたエピソード。
藤竹は科学部の皆を呼び出しますが、岳人だけは現れず。藤竹は科学部が「実験」だったことを伝え、「失敗」したことを謝罪。しかし、そこに三浦孔太(仲野温さん)と話を付けてきた岳人が現われ、実験を続けたいと訴えます。
これまでの藤竹の言葉を使って「ここは諦めたものを取り戻す場所じゃねえのかよ?」と問う岳人。そして佳純(伊東蒼さん)も「先生がやろうとしていた実験は誰もやったことがない実験ですよね。だったら失敗はないです」と。
恩師の伊之瀬(長谷川初範さん)の言葉「実験は想定外の結果が出てからが本番だよ」。高専科学部が日本の科学界に「ジャイアントキリング」を巻き起こす最終回を、リアルタイムで見届けましょう!
余談①:「NHKプラス」で『伝説のコンサート 中森明菜 1991 リマスター版』を配信中。今年の『紅白歌合戦』に出演するかどうかは未定ながら、松田聖子さん越えの絶頂期を思わせる彼女の姿は必見。
余談②:昨日のTBSラジオ『こねくと』冒頭にかかった曲は、中山美穂さん「遠い街のどこかで」。たまたまですが、昨日の記事の余談で自分がリクエストしたドラマ『逢いたい時にあなたはいない…』の主題歌。全く、どいつもこいつも泣かせにかかってきますね(笑泣)。