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俳優ノート『時任三郎さん』

気になる俳優さんの出演作についての覚え書き「俳優ノート」。今回は、2020-2021年ドラマ『監察医 朝顔』に出演の時任三郎さん。

1980年にロックミュージカル『ヘアー』で俳優デビューした時任さん。主演した『海燕ジョーの奇跡』(1984年)や『紳士同盟』(1986年)、『いつか どこかで』(1992年)など、若い頃から映画でも活躍。

とはいえ、初期の代表作といえば、やはりドラマ『ふぞろいの林檎たち』シリーズ(1983-1997年)。時任さん演じる四流大学生(後に社会人)の青春群像劇で、一世を風靡。サザンオールスターズの「いとしのエリー」も大ヒットした、80年代を代表する傑作。

残業が礼賛されたバブル時代の1988年。栄養ドリンク「リゲイン」のCMに、「牛若丸三郎太」というキャラクターて起用され、「24時間戦えますか?」というキャッチコピーと共に、『勇気のしるし』をCM曲を歌い、大ヒットさせたという過去も。

子育てのために1999年から2003年までニュージーランドに移住というのも驚きでしたが、帰国するとさっそく、円熟期の代表作『Dr.コトー診療所』シリーズ(2003-2006年)に出演。『ふぞろいの林檎たち』でも共演した、小林薫さんと共に、主演の吉岡秀隆さんを支えました。傑作。

最後は『監察医朝顔』関連の作品。まずは主演の上野樹里さんが主演した大河ドラマ『江〜姫たちの戦国〜』(2011年)。時任さんはここでも、上野さん演じる江の父親・浅井長政を演じました。

一方、上野さん演じる朝顔の夫役の風間俊介さんとは、『それでも、生きてゆく』(2011年)で共演。風間さんは少女を殺害した少年Aで、時任さんはその父親役。ちなみに、大竹しのぶさんは被害者の母親役でした。

さらにいえば、瑛太さん主演、石原さとみさん&生田斗真さん共演の『ヴォイス〜命なき者の声〜』(2009年)。時任さんは東凛大学法医学教室の教授役でした。



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