新ドラマ『トーキョーカモフラージュアワー』&『コルミノ』
松倉海斗さんが主演する『トーキョーカモフラージュアワー』が、テレビ朝日の土曜深夜枠で1月18日から、ABCテレビの深夜枠で19日から放送スタート。松本千秋さんの漫画原作で、脚本はお笑い芸人のヒコロヒーさんと、『初恋不倫〜この恋を初恋と呼んでいいですか〜』の富安美尋さん。
生まれも育ちも山形県。東京へ転勤したてのウブな色白地方男子・宇都宮宏人(松倉さん)が華の金曜日にいきなりワンナイト(?)。お相手は一風変わった都会の年上女子。華やかな大都会トーキョーで寂しさを抱え生きるイマドキ男女の本音と嘘。毒舌系エモチルラブコメディ。
工藤美桜さんと尾碕真花さんがW主演する『コールミー・バイ・ノーネーム(#コルミノ)』が、MBSの木曜深夜枠で1月9日から放送開始。斜線堂有紀さんの小説原作で、脚本は松ケ迫美貴さん。
英知大学に通う世次愛(工藤さん)は、ゴミ捨て場に捨てられていた美しい女・古橋琴葉(尾碕さん)と出会う。琴葉の提案で、「恋人」としてぎこちなくも、関係を深めていく二人。限られた時間の中で、不器用な想いと切なさが迸る、新世代のガールズラブストーリー。
余談①:「NHKプラス」で、1971年の『紅白歌合戦』を丸ごとリマスター版で配信中です。女性司会者は水前寺清子さんで、主演ドラマシリーズ『ありがとう』が、民放ドラマ史上最高の視聴率56.3%を記録した絶頂期でした(再放送で見ました)。
森高千里さんがカバーした名曲「17歳」を、オリジナルの南沙織さんが歌っている姿が新鮮。沖縄出身アーティストの先駆者にして、日本の女性アイドル第1号ともいうべき存在でした。
デビューしたての小柳ルミ子さんが「わたしの城下町」を初々しく歌い、宇多田ヒカルさんの亡母・藤圭子さんの姿も。大トリは美空ひばりさんでした。
余談②:宮﨑あおいさんが13年ぶりに民放連ドラに復帰すると「週刊文春」が報じています。テレビ朝日の来年秋ドラマで、共演は大泉洋さん。夫婦役だそうです。脚本は、『空飛ぶ広報室』『逃げ恥』『アンナチュラル』『海に眠るダイヤモンド』の野木亜紀子さん。
野木さんはフジテレビから始まって、TBSに軸足を移しつつ、日本テレビとテレビ東京で各1作品連ドラを担当していますので、この記事が確かなら民放各局制覇ですね(NHKでも『フェイクニュース あるいはどこか遠くの戦争の話』という前後編ドラマがあります)。