結不在の歩主役週…今週の『おむすび』（第16週）
“ギャル”の主人公・米田結（橋本環奈さん）が、あることをきっかけに “人のために役立つ喜び”に目覚め、“栄養士”を目指し、激動の平成から令和であっても、思いっきり楽しみ、時に悩みながら生きていく朝ドラ『おむすび』の第16週「笑え、ギャルズ」。
ルーリー（みりちゃむさん）が無職となり、結を頼ってやってきた月曜日。結に頼まれた歩（仲里依紗さん）の口利きで、ルーリーはチャンミカ（松井玲奈さん）の店で働けることになると同時に、米田家に居候。
結は管理栄養士の勉強中ということで、その後はドラマに登場しない「途中退場」となる中、チャンミカのダメ男彼氏疑惑や商店街近くに計画されている巨大ショッピングモール問題が勃発。
明日香（寺本莉緒さん）が歩を探して、チャンミカの店にやってきた火曜日。結婚するという明日香が、昔のギャル服を持参したことから皆のテンションが上がり、急遽ファッションショー。
ショッピングモールに対抗するため、商店街を盛り上げることになった面々。一方、「ギャル最強」とポジティブな言葉を並べるルーリーに対し、一年経っても仮設住宅住まいのアキピー（渡辺直美さん）を念頭に、「ギャルだから前をむけとは言えない」と歩。結、丸々不在な歩主役回。
チャンミカが歩を元気づけるために、彼氏のター君（永嶋柊吾さん）に、合コンをセッティングしてもらった水曜日。男性メンバーの自称・服飾デザイナーの三田村（七瀬公さん）と一級建築士の貫井（山口大地さん）はどこか怪しげで、歩も気が付いた様子。
商店街の活性化を話し合っていた聖人（北村有起哉さん）と渡辺孝雄（緒形直人さん）は飲みに行くことに。店にやってくるギャルたちとのプリクラを嬉しそうに話す孝雄は、登場した当初とはまるで別人。その夜、米田家に福岡からひみこ（池畑慎之介さん）が突然来訪。
ひみこが商店街活性化のアイデアとして、カーニバルを提案した木曜日。商店街の面々は盛り上がったものの、予算規模が大き過ぎると、神戸市役所の若林（新納慎也さん）により、あっさり却下。
帰国した佑馬（一ノ瀬ワタルさん）も米田家に居候する中、チャンミカの店に強盗が入り、ビンテージ物の服やお金が盗まれていました。チャンミカの彼氏を怪しむ歩は喧嘩になってしまい。
チャンミカが騙されていたことを自ら認めた金曜日。そんな彼女に歩が寄り添っていると、アキピーが訪ねて来て。娘とのエピソードをを聞いた歩は、辛い時こそ無理にでも笑おうと、改めて決意。3人はカラオケタイムに雪崩こみました。
終盤、やっと結登場。橋本さんにオファーした際、他の作品の撮影期間は朝ドラを抜けるという約束があったのでしょうが、あまりよろしくない前例。これで面白ければ話は別ですが…。
余談：昨日のＮＨＫ『あさイチ』プレミアムトークゲストは、脚本家の三谷幸喜さん。福岡吉本時代、辞める寸前だった博多大吉さんを救ったのは、三谷さんの舞台を元にした映画『12人の優しい日本人』だったと、大吉さんが熱弁していました。たしかに傑作なので、未見の方は是非。