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ドラマ『西園寺さんは家事をしない』(第4話)


仕事はバリバリやるが、 家事は一切しない38歳独身女性の西園寺一妃(松本若菜さん)が、年下の訳ありシングルファーザー・楠見俊直(松村北斗さん)と「偽家族」として暮らすことになるハートフルラブコメディ『西園寺さんは家事をしない』の第4話。

楠見の不意の笑顔にドキッとして以来、西園寺さんは大混乱!陽毬(野呂佳代さん)は、「それは恋」と断言する。恋愛感情が絡んでしまうと偽家族は成立しなくなると考えた西園寺さんは、恋心らしきものを全力で消し去ることを決意!そんな中、ルカ(倉田瑛茉さん)が保育園で喧嘩してしまう。

ここまで割と評判も良かった本作ですが、今回はドタバタが過ぎた感じでした。ラブ「コメディ」なので、ドタバタ感はあっていいのですが、その塩梅が難しいところ。

自らに生まれた恋心を否定するための挙動不審とか、保育園でのルカの立場を良くするために誕生日を兼ねたホームパーティーを思いつき、家事をしないはずが豪華料理に挑戦しては失敗する件とか、キャラ崩壊してません?

参加者予定者0でパーティー中止の流れに、再婚家族や主夫家族、同性愛カップルを登場させ、偽家族でもいいんだと西園寺さんに納得させるというのも、なんだか多様性を使った力業というか、モヤモヤが残りました。

パーティーは上手くいったのですが、最後に仲良さげな楠見と西園寺を見て、ルカが「西園寺さん、パパのこと好きにならないで」とお願いしたところで終了。

次回は「上書き彼氏」を作るため、西園寺さんがマッチングアプリに参戦するようで、横井(津田健次郎さん)も加わって、恋愛編は紆余曲折がしばらく続くのでしょう。

余談:ドラマを見ていて、稀に声が出ることがあります。「えっ!?」「まじ!?」「まさか!?」「そう来る!」…そんな思わぬ自分の声にビックリした『海のはじまり』第6話。海のはじまりは弥生だったという奇跡。生方美久さん天才。遅ればせながら、傑作認定します。

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